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大学におけるハラスメント 〜 閉鎖的な構造、対策は進まず [2022年02月11日(Fri)]
【研究・学問の自由のない日本】

大学におけるハラスメント 〜 閉鎖的な構造、対策は進まず

 オルテガは、大学人のエゴイズムを指摘した。 日本でも頻繁に「起きている。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガによる大学人の批判
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3811
★カミュ「ペスト」

 見て見ぬふりをする傾向が助長する。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
「見て見ぬふりをする社会」マーガレット・ヘファーナン、仁木めぐみ訳、河出書房新社

 最近も、この問題が取り上げられた。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15196624.html
★ハラスメントと大学 閉鎖的な構造、対策は進まず

★大学研究室とハラスメント:閉鎖性とホモソーシャリティ

 これでは、指導教官を批判するような学説は生まれてこない。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15196624.html
★ハラスメントと大学 閉鎖的な構造、対策は進まず 科学医療部・藤波優

 朝日新聞の藤波優氏は、こういう。(2月7日)

 「学問の自由が尊重される大学では各研究室が独立し、閉鎖的で、ハラスメントが起きていたとしても外からは見えにくい。教員同士は対等という意識もある。」

 こうして、指導教官が研究員にハラスメントを行うという。研究室の中で非倫理的な行為を行う者がいる。 ネットで検索すると多数の事例が報告されている。

★自殺者も多数。大学という閉鎖的環境で起きている「アカハラ」の異常

★アカデミック・ハラスメント(アカハラ)【弁護士が解説】

 全く、オルテガのいうとおりである。学問的な知見であっても、指導教員の説を批判することになるようなことは言いにくい。日本では、特にひどいのだろうか。アメリカは、革新説を歓迎するから、まだ学問の自由がある。日本では、学問の自由といっても、指導教員のみであるらしい。もちろん、セクハラ、パワハラは、全部の教官であるはずがないが、新説がでないのはなぜだろうか。
 私は、仏教、禅、マインドフルネス、精神療法などを勉強しているが、どういうわけか、日本では新しい説がなかなか出てこない。アメリカの人の翻訳書が次々に流れてくる。
 仏教、禅、マインドフルネスでは、ハリファックス師やテクナット・ハン師のものは深いが、日本の研究者からはこのレベルの説が出てこない。大学では教えられないので、深いものは知らないで卒業していく。疑問を持ち深いものを知りたい日本人は、学外で欧米の著作を読んだり、外国に学びに出かける。

 ハラスメントは、学問の自由を妨害して、国民の利益を害する。だから、西田哲学や鈴木禅哲学は、古いのではあるが、今もなお、エゴイズムの観察・自利の行為・公益を害する行為の抑制という「至誠」、誠実な心は妥当するのである。(3月の新刊でも述べた)

 大学におけるハラスメントは重大な公益の侵害であるから、 このような倫理規定を定めている大学も多い。

 また、こういう教師が退官したあと名誉職を得て、使い慣れた力の行使で、NPOでパワハラを行うこともあるだろう。退官後の倫理規定も必要であろう。
 日本では、学問の自由は限定されている。
 うつ病などを改善できるかもしれない領域に関係するのが仏教、禅、マインドフルネス、精神療法の学問領域であるが、革新的なものは、欧米からくる。うつ病の完治は患者の人生がかかっている。自殺防止という点では、患者の命がかかっている。
 若手の研究者、NPOにも学問の自由を認めて、公益になる新しい研究を認めてほしい。

 朝日新聞の藤波氏はこういう。
 「ハラスメントは被害者の人格や尊厳を傷つけ、人生を一変させる。人権侵害として何よりも優先して対策を進めるべきだ。深く傷ついた被害者が、相談対応で多くの時間を奪わエれたうえに 人生の選択肢が狭まることは、あってはならない。」
【研究・学問の自由のない日本】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
Posted by MF総研/大田 at 19:01 | エゴイズム | この記事のURL