• もっと見る
«オンラインでは、コミュニケーションにならない、感情、共感がない、 | Main | 「シニア世代」が「若者世代」を搾取する研究業界»
マインドフルネス心理療法SIMTを付加した種々のプログラム [2022年02月08日(Tue)]

マインドフルネス心理療法SIMTを付加した種々のプログラム

 =うつ病の予防、治りにくい人の改善支援を通して自殺の防止

 マインドフルネス心理療法のうち自己洞察瞑想療法(SIMT)を付加すると 種々のことができそうです。

多くの人が、それぞれの地元で、できれば、何人かが協同で続けていっていただきたいです。これから、高齢者が増えます。孤独、8050問題,うつ病、パニック症、孤独、自殺。

親子不和、夫婦の不和、DVなど多くの問題があります。そして、働き盛りの人、学生のうつ病、自殺。小中生のいじめ、不当、自殺。SIMTを応用できます。それぞれの現場での特徴ある本音を観察する。相手の苦しみの本音を観察して、共感し、衝動的な行為を抑制し、他者のために「働くことが自分の喜びとなるようなことをする。小学生から高齢者まで、そして、がんになっても、死ぬまで本音の探求です。

私は、パイオニアでしたから手法の開発とモデルの著作に手間取り、広報にかける間もなく広く理解普及させることはできませんでした(まもなく引退です)が、問題は山積みです。これからの若者が目をつけてくれると信じています。この重要性が理解されてくるはずです。

生命を軽視する国があり、同じ国民を弾圧する独裁者あり、国家間の争いがあり、戦争の可能性、人類の絶滅さえもありえる状況です。宮沢賢治がいうとおりです。「世界が全体幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」
自分さえよければといって他者を苦しめていては、自分の生きる場、子ども孫が生きる場が崩壊していくのです。

 こちらに、いくつかの例を説明しています。予防から改善支援までできます。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4742

次のプログラムを説明しています。
1)高齢者「向け心の健康体操」
 写真がある日の様子です。新型コロナ感染症のために参加者が少なくなっています。マスクをして、距離をとってやっています。今は、毎月第2と第火曜日の午前中です。
高齢者の居場所で、ひとつのプログラムとして「心の健康体操」を行うのです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4699
★ここにも、ある日の老人センターの「心の健康体操」

 高齢になっても、一人で生きていけるという人もいますが、孤独であることは、心と体の健康を低下させて、寿命を短くするそうです。孤独では、コミュニケ―ションをとらないので、前の川島隆太氏の言われることも関係するでしょう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4744
★高齢者をケアさせていただくデイサービス
 こういう場所があると、高齢の親を持つ働く人のは大助かりでしょう

2)マインドフルネス心の健康クラブ
その他、例をあげています。

 新刊書『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』
は、最も深いマインドフルネスですが、上記とは別の参加者になります。がんになっても、入院なさっていないのであれば、本を読んでもらって一人で実践なさる、また、参加できれば対面の会場で。入院なさっておられるのであれば、オンラインで。
この支援ができるカウカウンセラーも増えてほしい。重病の人、臨床の現場に近い人、宗教者にも。

 また、高校、大学の生徒向けに、提案するプログラムがここにあります。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4910
この記事のずっと下のほうです。

高校、大学で精神疾患と精神療法、マインドフルネスの教育を
 同好会も。

 オンラインではできませんので、近くのマインドフルネス瞑想療法士の支援を受けるといいと思います。そして学生も、スキルを習得するのがいいです。将来、種々の領域で活用できます。
がんに限らず、深い問題を持つ人も。存在価値(自己とは何か、死とは何か)の探求をしながら、当為価値(生きがいとなること)で生きていく。

DSC_0869.JPG
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
Posted by MF総研/大田 at 20:02 | うつ病の予防 | この記事のURL