詩人 茨木のり子 倚りかからず(1) [2022年01月20日(Thu)]
詩人 茨木のり子 倚りかからず(1)1月19日、NHK クローズアップ現代で茨木のり子が紹介された。ここに、よく好まれる2つの詩が掲載されています。 https://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/cbd3292e90b5602d41a176de9b97cfc7 思想、宗教、学問、権威。なにものにもよりかからず。 なぜ、こういうりんとした生き方になられたのか。 太平洋戦争の経験。偉い政治家、宗教者、学者がいうことを信じてしまって、軍国少女になった。 すべて覆った。自分の頭で考える。自分の感受性を信じる。嫌なものは嫌だというのが自分の感受性。 (無評価ではない。) 自分の感受性くらい。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて (あなたは、あれをつぶしたが、後悔していますか。自分の頭で考えましたか。ちっぽけな利益のために、あのいいなりなってよかったのか。) 学問までよりからず、とは。学者の教えた学問も真実ではなかった。 そこから来ている。頼りになるのは自分の耳目、足。 仏教、禅、マインドフルネスなどの学問、教えられたもの、与えられたものを信じますか。自分の頭で考えておられますか。 思想、宗教、学問、権威。なにものにもよりかからず。 【茨木のり子の詩と関連】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903 ★権力の監視、少数派であることをおそれない、多様な意見と自由 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4436 ★自分の意見を断固として強制しようとする専門家 組織、研究室、政治、宗教、・・・。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2670 ★フランクル=教育も一つを押し付けることがある 【心の世界遺産・茨木のり子】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4909 (3)「行方不明の時間」 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4908 (2)「みずうみ」 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4906 (1)「倚りかからず」 マインドフルネス心の世界遺産 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4902 【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022 |
Posted by
MF総研/大田
at 19:19
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