(12)うつ病にならない、なっても治る、自殺させない精神医療を [2021年12月21日(Tue)]
(12)うつ病にならない、なっても治る、自殺させない精神医療を うつ病、非定型うつ病、パニック症、PTSDなど(慢性の痛みも可能性あり)を治して、自殺しないですむかもしれないスキルが知られていません。あることがわかっているのに、普及しません。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4884 前途ある若者が死んでいかれる。心を病むひとに悲劇が多く、もうじっとしていられない感じです。 地方創生SDGsの会員(内閣府、埼玉県)としても、活動をはじめました。 http://mindfulness.jp/sdgs/mokuji-sdgs.htm うつ病治療法の実情とマインドフルネスSIMTが有効である可能性を整理する文献として 機関誌「マインドフルネス精神療法」7号でうつ病などを改善する認知行動療法を推進すべきことの根拠を説明する特集を組みます。 【特集】地方創生SDGsとマインドフルネスSIMT 全国の都道府県のSDGsの担当部署に送付します。パートナーシップで進めるところがあればいいなと思います。そして、いくつかのメディアにも送付する予定です。 http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm 「マインドフルネス精神療法」 (日本で唯一のマインドフルネスのペーパーで発行される専門雑誌。しかし、紙の資源の削減から、ペーパー版での発行は、もう少しです。) 第7号を見ていただいて、 (1)うつ病などを治すための認知行動療法を各地域で、各団体で、推進する活動を訴えます。すべての団体で、せめてうつ病の予防について知っていただきます。そして、うつ病になっても、薬物療法のほかに認知行動療法もSIMTもあることを強調する講演にいたします。決して自殺しないように強調します。2つの大学で講義しましたが、心の隅に覚えておられるでしょうか。いざという時に、SIMTを思い出してくださればいいのですが。 (2)慢性うつ病、難治性うつ病の人が治ってもらうためには、1年もの支援が必要です。3か月では、とても完治しない人が多いです。 多くの人材が必要です。社会人に、実状を知っていただき活動に参加していただくために、 どこかの大学の社会人向けの講座やカルチャーセンターなどで、仏教、禅、マインドフルネスの領域でのアカデミック・マイノリティ、少数派の講義、うつ病などもかなり完治「している療法もあるという講座を提供していただきたいのです。そのことをSDGsのパートナー団体にお願いしたい。1社くらいあると信じます。 (3)少しでも可能性があるなら、医療機関の薬物療法との併用で臨床で用いてほしいです。ほかに、どこかで臨床試験をしてほしいです。真摯な学問的な議論をしてほしい。 (もちろん、マインドフルネスSIMTも標準的な方法が万能であるはずがありません。SIMTのセッションを受けても脱落したひとが何人かおられます( 第6号で佐藤福男氏が論文 )。もっともっと、治療効率の高い精神療法を研究開発していかねばなりません。不幸な人がなくなるように。) 住民、家族、社員がうつ病にならない、なっても治せる、自殺しないですむ社会。持続可能な社会、地方創生。 患者が人生をとりもどすこと、自殺しないことなど、国民の生命にかかわることであるから。講義できる人が数名おります。もっと増やして、すべての県でできるひとがほしいのです。何年も治らなかったうつ病の一人でも治って自殺しなくてすむならいいではありませんか。 http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-07/ohta6-kaizenrei.pdf ★マインドフルネスSIMT、自己洞察瞑想療法で改善した事例(先行掲載) http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-07/44-satou-all.pdf ★もう一つの論文、佐藤福男氏の論文を掲載予定。(先行掲載) https://blog.canpan.info/jitou/archive/4875 【目次】無評価で観察のマインドフルネスを超えて |
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Posted by
MF総研/大田
at 10:31
| さまざまなマインドフルネス
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