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遠藤周作 「深い河」(2) [2021年11月07日(Sun)]

遠藤周作 「深い河」(2)

 本日のNHK Eテレビ「心の時代」は、遠藤周作の後編でした。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4862 ★1回目

 キリスト教系のお二人(山根道公さん、若松英輔さん)によって、深い宗教が討論されました。 このような深い討論が、日本仏教の研究者や宗教者、批評家によってないのは、いかにもさびしいことです。今、自殺するひとが多いし、がん患者さんも告知されて1年以内に自殺するひとがいて、日本も深い宗教が必要なのに。
 自己を深く観察する、マインドフルネスにあるのに。日本には、あったのに。

 次の言葉などに、西田幾多郎、鈴木大拙、フランクルなどと同じレベルの深い自己、超個の個に該当することが話の中に出てきました。【xx:yy】は、放送の経過時間、分、秒です。

「それは人間のなかにあって しかも人間を包み 樹を包み 草花をも包む あの大きな命です」(『深い河』6章)(【19:27】)

「深い河」曼陀羅(【19:57】)=日本の真言宗にも曼陀羅があります。同じでしょう。一人ひとりが深い河。無数の支流。

「ぼくは・・・どこでも評判が悪かった。大学でも神学生の時も、修道院でも・・・そしてここの教会でも。でも、もうかまいません。」(【32:10】)

「わかっています。でも結局は、
玉ねぎがヨーロッパの基督教だけでなく
ヒンズー教のなかにも、仏教の中にも、
生きておられると思うからです。
思っただけでなく、そのような 生き方を
選んだからです。」(【32:45】)=フランクルがいうのと同じ。

「玉ねぎという愛の河はどんな醜い人間も
どんなよごれた人間もすべて拒まず
受け入れて流れます」(【33:08】)=それなのに、宗教者、学者、医師などの偉いかたがたは拒みます。

ジョン・ヒックの「宗教多元主義」(【34:07】)=フランクルも。西田幾多郎、も。

「さまざまな宗教があるが、それらはみな
同一の地点に集まり通ずる様々な道である。
同じ目的地に到達する限り、
われわれがそれぞれ異なった道をたどろうと
かまわないではないか」ガンジー(【36:28】)
 日本で同じ目的地に到達する道を教えてくださる人はどこにおられるのですか。
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3522 関連記事

最悪の病い、つらいここと、孤独。誰ともつながれない。そこにマザーテレサの修道院。 (【37:30】)=日本も孤独の問題。

「どの宗教も不完全である。なぜならそれは
不完全な人間によって我々に伝えられてきたからだ」マハトマ・ガンジー (【39:23】)

「その人たちを包んで、河が流れていることです。
人間の河。人間の深い河の悲しみ。
そのなかにわたくしもまじっています。」 (【45:33】)

「これで・・・いい。ぼくの人生は・・・これでいい」(【46:54】)

http://mindfulness.jp/shoki-nihonbunka.htm
★マインドフルネス心の世界遺産
Posted by MF総研/大田 at 17:42 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL