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自殺対策白書が発表された(2) 相談その先へ [2021年11月04日(Thu)]

自殺対策白書が発表された(2) 相談その先へ

 厚労省が自殺対策白書を公表しました。2019年まで減少傾向で、新型 コロナで増加したものの、何年も継続して2万人くらいの自殺が継続していました。

 相談の拡充が必要と指摘されています。そして、さらに、相談の先のフォローアップの支援の仕組みづくりが必要です。

   相談して解決する人ばかりではないでしょう。 相談機関で相談を受けた時、うつ病にまで進展していると判断された場合、経済社会的なアドバイスをするほかに、うつ病の回復支援をする組織につなぐのです。うつ病になっていたら、短期間には、治らないので、回復の治療をしないと「死」の危険は持続しているからです。
    経済社会的な支援は「ポイエシスの支援」です。うつ病の回復、メンタルな支援は「プラクシスの支援」です。支援のスキルが違います。
 2,3日は思いとどまっても、うつ病による自殺念慮が治らないと自殺されるかもしれません。うつ病になると、心理的なストレスによって、脳内のあちこちに炎症が 起きていて、簡単には回復しないのですから。

 精神科、心療内科の医師をたずねて薬物療法を受けましょうとアドバイスしても、「それはもう治療中です」というひともいるでしょう。2,3割が治らないとも言われます。そういう人の支援は簡単ではありません。支援側にも多くの時間と労力を必要とします。新しい制度を作る必要があります。
 1,2回の相談とアドバイスで、うつ病が治り、自殺がなくなるわけではありません。対象者が大変多いはずなのに、支援できるスキルを持つ人が極めて少数です。 国や自治体の理解と協力が必要です。

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2021-3-自殺防止支援対策.jpg

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https://blog.canpan.info/jitou/archive/4863 (1)


http://mindfulness.jp/sdgs/20-02-target3-4.pdf
★地方創生SDGs3.4は、「自殺の減少」も。 すべての組織がとりくむべき。トップ、管理者の無知、無策から、自殺されているところもあります。

【なぜうつ病になぜ自殺】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786

【新しい対策が必要 自殺防止 2021年】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4722
Posted by MF総研/大田 at 17:10 | 自死予防対策 | この記事のURL