• もっと見る
«(1)日本で研究したくない理由・ノーベル物理学賞に選ばれた真鍋氏 | Main | 再開しました  心の健康体操〜蓮田市老人福祉センター»
過労自殺、半数が発症後6日以内に死亡 うつ病などの精神疾患 [2021年10月28日(Thu)]

過労自殺、半数が発症後6日以内に死亡 うつ病などの精神疾患

 過労による自殺、権力者によるハラスメントによるうつ病、自殺が続いています。

https://www.asahi.com/articles/ASPBV5SVRPBVULFA00W.html
★朝日新聞

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102600505&g=soc
★時事新聞

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/karoushi/21/index.html
★厚労省・白書・本文
 4章の2,P169

 過労の場合、うつ病になると、1週間以内に自殺されている。きわめて重大なデータです。 経営者、管理者はうつ病について理解して、防止対策を取るべきです。

 そして、1年たってから自殺するのは、うつ病の治療をしても治らないで、自殺になるのでしょう。薬物療法で治らない場合も、心理療法で治る場合もあるのに、受けられないからでしょう。
 働くひとも家族も知っておいていただきたい。本人はうつ病だという自覚、治療すれば治るということもわからないことも起きるかもしれません(そのように判断力が低下してしまう(*)のもうつ病の怖さ)。家族なら気がつき、強く保護対策的行動をとれるかもしれません。
 すべての人が、何年かに一度、うつ病、自殺について理解する機会を持ってほしい。

http://mindfulness.jp/sdgs/20-02-target3-4.pdf
★地方創生SDGs3.4は、「自殺の減少」も。 すべての組織がとりくむべき。トップ、管理者の無知、無策から、自殺されているところもあります。

http://mindfulness.jp/sdgs/SDGs-Program-04-kouen.pdf
★NPO法人、マインドフルネス総合研究所は、講演を提供。
 全国のマインドフルネス瞑想療法士も引き受けるでしょう。

 まず講演を聴いていただいて、うつ病について理解しておき、予防する。なりかけたら、対策をとって、対策、治療を開始してほしい。
 薬物療法で効果がない場合、マインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想療法)も試していただきたい。対策をらずに、自殺されたら、悲しいです。ためらわずに行動を。

 うつ病になってしまったら、長期間の治療が必要になります。だから、まず、うつ病、自殺について理解しておいて、うつ病にならないようにしていただきたい。それが、講演の趣旨です。

 うつ病になってしまったら、精神科、心療内科による治療を受ける。2,3割が治らないから、心理療法を受ける。マインドフルネスSIMTを受ける人は、1年近くかかっている。それほどに、脳内のあちこち(*)に炎症が起きて、機能が低下している。、

(*)ストレスによって、脳内に炎症性サイトカインが分泌されて、背外側前頭前野、眼窩前頭皮質、前部帯状皮質、海馬などに炎症が起きているというのが最近の有力な説。主にセロトニン神経に作用する薬物療法では治らない人がいるようです。炎症を起こした部署が回復するような心理的な介入が効果を発揮するのでしょう。

【なぜうつ病になぜ自殺】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786

【新しい対策が必要 自殺防止 2021年】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4722
Posted by MF総研/大田 at 12:51 | 自殺予防対策 | この記事のURL