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(3)適応障害もうつ病も自殺がありえる病菌 [2021年05月31日(Mon)]
【連続記事】適応障害にもマインドフルネスSIMTを

(3) 適応障害もうつ病も自殺がありえる病気

 適応障害には抑うつ症状がある場合、うつ病に似ていますが、うつ病の診断基準に合致しないものですが、うつ病の診断基準の中には、自殺の念慮があります。適応障害の診断基準にはなくて、「診断的特徴」のところに、自殺企図があります。

G 適応障害は、自殺企図と自殺既遂の危機の増加と関連する。

 次は、うつ病の診断基準です。これには、自殺念慮があります。

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/katuyou/utubyou-sndankijun.pdf
★うつ病の診断基準

 うつ病は、抑うつ症状のほかに、種々の精神症状があるので、重症になると、とても仕事ができなくなります。
 しかし、うつ病ではなくて、「適応障害」だから、重くないと安心もできません。 適応障害になり、抑うつ症状などが重くて、仕事などができなくなったこと、出来事のつらさを悩みすぎると症状が悪化して、自殺企図がおこるようになるかもしれません。

 抑うつ症状が2年も続く「気分変調症」がありますが、これは、2年継続が診断基準になっています。

 このように、適応障害だから、そのストレス因になった現場から何か月か離れて休養すれば治る、と安心してはいけないでしょう。その現場から離れた自分を責めるとか、将来を悲観するとか、否定的な思考を渦まかせると、急速に抑うつ症状が悪化して、自殺念慮が起きる可能性があります。その患者さんの状況によって、カウンセリングを受けたほうがいいわけです。

 のんびり休養だと思えるひとはいいですが、孤独であるとか、将来を悲観するとか、収入が得られrなくなることの嘆きが起きる状況の患者さんならば、心配です。
 よく言われるように、6カ月たっても完治しないのであれば、治らないこと自体が苦しみになります。
 ありふれた心の病気だから家族や社員、生徒がなることが多いでしょうから、注意していなければなりません。いじめられるとか、失恋、離婚、愛するひとの死、受験の失敗など、よくあることです。うつ病のように、注意が必要です。そして、6カ月たっても治らない場合には、別の治療法をためすのがいいでしょう。

(続く)

【目次】適応障害にもマインドフルネスSIMTを
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4810
Posted by MF総研/大田 at 19:24 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL