新型コロナ感染症の後遺症が運動で改善 [2021年05月18日(Tue)]
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
新型コロナ感染症の後遺症が運動で改善
後遺症はうつ病に似ているものがある
新型コロナ感染症の後遺症は、運動で改善することがわかりました。
連続記事で、新型コロナ感染症の後遺症についての報道をみました。
そして、私は、後遺症の一部は、うつ病と同様の症状ではないなかと推測してきました。
そういうもの(うつ、)が含まれているらしいということもありそうだというような研究成果です。(もちろん一部です)
うつ病と同様に脳の炎症で起きるならば、マインドフルネスSIMTで改善しますので、後遺症のある人は、マインドフルネスSIMTを実践してもいいことになりそうです。
5月17日、時事メディカルが、新型コロナ感染症の後遺症が運動で改善したというイギリスの研究成果を報じました。
https://medical.jiji.com/news/43037
★運動でコロナ後遺症が改善/時事メディカル
6週間。有酸素運動(ウォーキングまたはウォーキングマシンを使った歩行)、下肢・上肢の筋力トレーニング、症状や日常生活に関する教育から成るセッションを週2回、対面式で行った。
その結果、運動能力や息切れ、倦怠感、認知機能などが改善し、安全性も示されたという。
うつ病の患者には、マインドフルネスSIMTでは、行動時自己洞察として、リズム運動を進めている。
新型コロナ感染症にかかると、隔離されて、生活が不自由になり、徹底的なる人間関係の断絶、心の孤絶、そして死の不安恐怖の考えが回転する、うつ病を発症する人がいることは十分に推測される。自殺した人もいた。もともと、不安の強かった患者は、「非定型うつ病」になるだろう。身体が重い鉛様麻痺感は、コロナ感染症が治癒したのちも、数か月続いても不思議「ではないだろう。
コロナ感染症の症状は、治療により、1か月ほどで改善したとしても、併発したうつ病の症状はまだ回復しないのではないか、それが、後遺症の一部になっていたと私は推測する。
感染すると、多くの悩みが生じて、つらい考えを起こす。それが、交感神経を興奮させて、ストレスホルモンも分泌されて、うつ病を併発してしまうひとがいるのだろう。承知のとおり、うつ病は、すぐには治らないひとがいる。
後遺症にも、抗うつ薬が効果ある人もいるだろう。医師は試してみられるといいい。しかし、承知のように、うつ病、非定型うつ病には、薬物療法の効果がない人も多い。
こういうことがあるだろうから、新型コロナ感染症に感染したら、SIMTの課題のうち、
いくつかを実践して、うつになることを予防するのはいいことだろう。
コロナが重い場合、呼吸法も運動もできないだろう。ほかの自己洞察瞑想療法の課題を実践することになるだろう。
注)SIMT=自己洞察瞑想療法。大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
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Posted by
MF総研/大田
at 19:58
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さまざまなマインドフルネス
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