ひきこもり、8050問題にある不安、トラウマ、意欲のなさ [2021年05月08日(Sat)]
【連続記事】なぜうつ病になるのか なぜ自殺が起きるのか ひきこもり、8050問題にある不安傾向、トラウマ、意欲のなさひきこもりが長引くと「8050問題」になるおそれがある。そうなると、悩みが強くなる。ひきこもりがうつ病や不安症、PTSDなどの病気であっても、病気でなくても、両方とも、楽しい生活ではなく、悩ましい生活であるから、長い間には、うつ病になり自殺の危険がある。だから、ひきこもりを早く解決するのがいい。何であっても、悩みが続き、否定的、嫌悪的な思考が継続すると、うつ病になるおそれがある。うつ病の診断基準に該当しなくても、身体症状や意欲のないことが生じるだろう。 マインドフルネスSIMTは、心の病気の治療だけではなく、いかに生きるか、人生価値をみつけて、それを崩壊させない心の使い方を、半年、1年かけて習得していくので、ひきこもりのひとの解決に効果がある可能性がある。 社会的参加をしようという時に出てくる不安やトラウマの対処法を身につけるトレーニングをするのである。そして、そのトレーニングの場が、同様の悩みを持つひとたちの居場所や集団セッションであれば、社会的な場のトレーニングにもなる。社会的参加、仕事、家族との対人関係において人は必ず、本音によって評価して感情を起こす。この対処法がうまくいかないと社会参加が難しくなる。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3605 【参照】本音と感情の観察、自分他者を傷つける反応パターンを変える SIMTは、就業支援のような、仕事のスキル(ポイエシス、社会が必要とする物サービスの生産)の習得ではない。内面の心の用い方、感情などの対処のしかたのトレーニング(プラクシス)である。 だから、SIMTを身につけて、不安やトラウマの対処の心得が身についたら、そのあとか、並行して、就業に必要な技術、スキルの習得支援サービスを利用して、ひきこもりを解決すればよい。 一人で参加する勇気がないかもしれないから、家族といっしょに参加すればよい。 【参考記事】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4775 ★ひきこもり、8050問題にある不安、トラウマ https://blog.canpan.info/jitou/archive/4774 ★ひきこもりの本人は「自分は普通だ」と拒否的な姿勢を示すことがある。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4773 ★病気には該当しなくても、支援によって解決することがある。まず、家族から。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4772 ★ひきこもりの人に「いじめPTSD]「いじめ後遺症」「対人恐怖」的、家族と不和 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4771 ★診断基準に該当する心の病気ではない「ひきこもり」の人は薬物療法はほぼ無効のことが多い、しかし、長期化しているので、自力で解決する 知識やスキルを持たない https://blog.canpan.info/jitou/archive/4770 ★就労経験はあるが、人間関係、職場になじめなかったなどがきっかけで、ひきこもると、社交不安的な傾向が続いている。 (続く) (注)SIMT=日本で開発された自己洞察瞑想療法/自己洞察瞑想法 (参考) ★地方創生SDGsパートナーシップ関係 http://mindfulness.jp/sdgs/20-02-target3-4.pdf 【ターゲット】3.4 (この法人の主な領域=自殺の減少) http://mindfulness.jp/sdgs/21-goal-3.pdf 【ゴール】3 http://mindfulness.jp/sdgs/21-goal-17.pdf 【ゴール】17 http://mindfulness.jp/sdgs/SDGs-Program-12.pdf 私たちのプログラム12 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4738 ★大震災の被災地はあとあとまで精神的ストレスから心身の不調が https://blog.canpan.info/jitou/archive/4740 【目次】孤独、差別および自殺の問題を解決して身心の健康と生きがいある人生を地元で 【連続記事目次】なぜうつ病になるのか なぜ自殺が起きるのか https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786 |
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