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親と同居していないシングルマザーはうつ病になりやすい・ 女性の自殺の原因にも [2021年04月27日(Tue)]
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孤独・孤立問題/女性の自殺予防対策

親と同居していないシングルマザーはうつ病になりやすい
 =女性の自殺の原因にも

 警察庁の調査によれば、全体の自殺が3月、昨年同月比で増加しています。 特に、女性の自殺の増加が著しいです。女性は30%増加しています。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4766

 どのような境遇にある女性が自殺するのだろうか。 ちょうど、若い女性のうつ病についての調査結果が報道された。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14881929.html
心の不調、9人に1人 親同居でないシングルマザー

 国立成育医療研究センター研究所の調査でわかった。

 乳幼児を養育するシングルマザーが親と同居していない場合、の9人に一人は、うつ病リスクなどの心の不調を抱えているという。

 ひとりで養育しているシングルマザーは、お金等に関する悩みやストレスがあっても、家族に頼ることができず、相談相手がいない傾向も明らかになった。

 健康状態が悪く、社会から孤立した状態で乳幼児を一人で養育しているシングルマザー。
行政が積極的な支援をする必要があるという。

 子育て中のシングルマザーが頼る親がいなくて、孤立している問題だ。 困ったことがあっても、頼る人もおらず、孤立して、悩みを深めてうつ病になる。

 うつ病の予防、回復に貢献できるマインドフルネスSIMTの視点からいえば、そういう家庭の状況を把握して、相談できる場所をつくること、その情報を伝えること、うつ病になりかけている段階で症状が重くならないように心理的なケアも提供するのである。医師とも連携すべきであるが、軽い段階では薬物療法がいいのか、認知行動療法がいいのか、併用がいいか、十分に検討するような環境であることが望ましいと思う。たびたび、出向いて、状況を把握しないと、母子心中、養育放棄になりかねない。

 最近、女性の自殺が増えているが、こういうシングルマザーも含まれているかもしれない。 新型コロナ感染症のために、悩みが深まっているだろう。対策を早急にとるべきである。

★当研究所のSDGs
http://mindfulness.jp/sdgs/mokuji-sdgs.htm
★地方創生SDGsのプログラムとして、相談、および、症状を軽くするため継続のカウンセリングのプログラムがあります。しかし、自治体にある支援機関とのパートナーシップで提供するのがいいと思います。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4740
【目次】孤独、差別および自殺の問題を解決して身心の健康と生きがいある人生を地元で


このうち、「孤独・孤立問題の対策」および「女性の自殺予防対策」の目次です。

【目次】孤独・孤立問題の対策
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4779



【目次】女性の自殺予防対策
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4766
Posted by MF総研/大田 at 19:39 | 女性のうつ病 | この記事のURL