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岩手県沿岸部の人々に10年前の大震災の影響が今もなお [2021年02月19日(Fri)]

岩手県沿岸部の人々に10年前の大震災の影響が今もなお

 10年前、津波の被害を受けた岩手県沿岸部の人たちの睡眠薬の 処方量が増えていることが分かったとNHKが報道しました。(NHK総合 【ニュースウォッチ9】)

jcc.jp/news/16894334
★「JCCテレビすべて 」に概要が

 不眠、倦怠感、脱毛、血圧の上昇など。また、先週の福島沖の地震で、過去のつらい体験を思い出すことが多くなった。

 岩手医科大学・坂田清美教授は「被災者の心身の不調の背景には、この10年で強いられた住まいや環境の変化」 「転々と住居を変えざるを得なかった」「非常に大きなストレスになっていた可能性が高い」という。

 知り合いがいない、運動不足も原因らしいとのこと。

 交感神経の過敏、不安や抑うつの軽い段階のようです。ひどい状況が起きると、うつ病やPTSDになってしまいます。
 昨年、福島県の被災者のかたがたに、心身の不調が報道されていました。それが先週、また、地震がありました。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4536
★福島県の人には今もなお心身の不調

 原発による避難が今も続いている福島県の人々は、岩手県の人々よりもなおつらい状況かもしれません。

 機会があれば、マインドフルネスSIMTでお手伝いできないか考えています。マインドフルネスSIMTで心の健康体操を行うことを核にして、いっしょに、楽しいことをする、対人交流の場、居場所づくりにするものです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2142
★これは、改善を中心にして考察していますが、 マインドフルネスSIMTによる「マインドフルネスこころの健康体操」は 居場所づくりにも。

http://mindfulness.jp/kenkou-taisou/kenkoukurabu.htm
★マインドフルネス心の健康体操
 回数を多くして「居場所」を作れば、高齢者のたまりば、運動、呼吸法の場になるのでは。

http://mindfulness.jp/sdgs/20-02-target3-4.pdf
★地方創生SDGsの活動として
    【構想】プログラムー12:マインドフルネスSIMTによる総合プログラム (仮称:こころのケアセンター)
    ☆様々な精神社会問題の解決支援のための場所。住民・メンバーのうつ病・自殺の防止の仕組みづくり・居場所・勉強会・うつ病の改善支援などにプラクシスとしてのSIMTを活用した総合的な取り組み
 全国に向けてSDGsをよびかけますが、岩手、宮城、福島、茨城の沿岸部の方で、SIMTを活用してみたいと思われるかた、ご連絡ください。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4533
★東日本大震災の被災者へのアンケート
 =二人に一人、PTSDの症状

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4534
★宮城県石巻でのカウンセリングとカウンセラー講座の経過
 あの頃と違ってマインドフルネスSIMTで支援できるスキルの習得の講座が進化しました(現在は10回です)。カウンセラー(マインドフルネス瞑想療法士)が増えました。新しい活動ができるかもしれません。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4140
★原発事故で故郷を離れた福島県のかたに震災関連死が多い

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2921
★福島県の被災の方に心身の不調

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2936
★福島の自治体の職員にうつ病

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4140
★原発事故で故郷を離れた福島県のかたに震災関連死が多い

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2497
★福島原発の東電社員、4割に心の変調


https://blog.canpan.info/jitou/archive/4722 
【連続記事】死なないで! 自殺防止−2021年
Posted by MF総研/大田 at 09:30 | 災害とストレス | この記事のURL