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8)Goal 17のパートナーシップの実現のために [2021年01月16日(Sat)]
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>民間団体等>NPO/NGO>ま行

8)Goal 17のパートナーシップの実現のために

団体の中の個人、地域の中の個人、社会の中の個人

 SDGsの実現のために、目標17のどこかの事業(ポイエシス)で、実現していくだろう。その時、パートナーシップによるが、その推進にあたっても、マインドフルネスSIMTの内面の実践(プラクシス)は生きるだろう。

 SDGsの目標17は、パートナーシップである。

17.パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

 自分だけで活動してもSDGsの実現は難しいので、様々なステークホルダー(利害関係者)のパートナーで推進することを奨励している。

ここに述べた。

http://mindfulness.jp/sdgs/21-goal-17.pdf

 その時に、個々の人間の内面が重要になる。

 団体の事業内容は、多様だろう。新しいパートナーシップとは関係のうすいと感じる仕事をするメンバーもいれば、まさに新しいSDGsと位置づけされたパートナーシップ関係の仕事を開始するメンバーもいるだろう。だから、SDGsによるパートナーシップ事業に、賛成の人も、乗り気でない人もいるだろう。

 そういう団体の中で、対立分断が起きるようでは困る。団体の中で、どの仕事をしていようとも、それぞれの個人がその仕事でいきがいを感じるものでなければならないだろう。それで目標8(働きがい)が同時に関連する。メンバーは違う業務をしているが、団体全体としては社会貢献をしていく。メンバーは違う仕事をしているが、お互いを尊重していく「共生」の舞台でもある。団体が他の団体と共生して大きな社会を創っていくように、一つの団体の中でも、メンバーはそれぞれの違う任務を遂行して団体が社会に貢献していく。多くの個人が一つの団体の中で個性を発揮して共生していく。そういう団体の多くが共生して、大きな地域社会を創っていく。地域社会が違いを発揮して大きな日本を作っていく。そして、多数の国が世界を。

 その時、団体、地域、日本、世界を創っていくが、外部の環境に言語や行為を表出していくことが、世界創造(ポイエシス)である。その時に個人内面の意識にエゴイズム、我利、我執という、自己の利益優先の闇の心に気づき、抑制し、団体、地域、日本、世界の立場から見ていく内面の自己を成長させていくのが自己形成(プラクシス)である。ポイエシス即プラクシスである。
右矢印1  https://blog.canpan.info/jitou/archive/3312

 パートナーシップ関連の仕事をするメンバーとそれとは関連がうすい仕事をするメンバーとが同じ団体の中にいる。その異なる仕事をする個人の仕事が全体としての団体の業績が高く評価されれば全体としての団体は「持続可能」である。

 メンバーが全体の利益、他のメンバーの生きがいを配慮して行動すれば、団体全体は発展していくだろう。しかし、 時々、他のメンバーのいきがい、全体としての社会的利益よりも、自分自身の利益(地位、名誉、面子、影響力など)を優先させて、 他のメンバーをいじめる、排除するような行動がある。それでは、そのメンバーにとって、「働きがい」のある地域、職場ではなくなり、目標8に違背する。

 SDGsに位置づけて、他の団体とのパートナーシップで事業を遂行していく精神は崇高だが、団体の中のメンバーのコンセンサスを形成するには時間がかかるという蟹江氏のいうとおりだと思う。難しい。

(編集中です)


【ホームページの目次】
http://mindfulness.jp/sdgs/mokuji-sdgs.htm

【ブログの目次】マインドフルネスSIMTによるうつ病などの改善はSDGs(持続可能な開発目標)に関係する
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4713
Posted by MF総研/大田 at 18:02 | SDGs | この記事のURL