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産後うつ病が長引いている・NHKが報道 [2020年10月30日(Fri)]
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産後うつ病が長引いている・NHKが報道

 10月22日、NHK総合テレビの朝の「NHKニュース おはよう日本」 で、産後うつ病が3か月で治らずに、1年近くたっても同じ水準で減少していないことが つくば大学の調査でわかったということが 放送された。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012674651000.html

 産後うつ病になる割合も増えていることもわかった。

 新型コロナウイルスの影響で、外出の機会が減少していることや、収入の落ち込みによる経済的な不安などが背景にあるとみられています。

 産後うつ病の人の支援のために、相談の制度がありますが、こういう長引いていることが わかったので、新しい支援の仕組みが必要となっていると思います。

 産後うつ病が治らないと、育児ができないとか、自殺もありえますので、手厚い支援が必要です。

 通常のうつ病には、薬物療法があります。これと、悩みごとを軽くするために、心理的な支援が必要でしょう。
 それでもよくならない場合、マインドフルネス心理療法があります。やはり、1年近くかかる人がいます。家族が十分に見守っていただきたいと思います。

 一人では、十分な支援ができません。私は、マインドフルネスSIMT(内面、プラクシス)には詳しいですが、 産後うつに関わる社会的な仕組み(ポイエシス、社会的行為)には、詳しくありません。 この領域に関心のあるかた、いっしょに活動しませんか。
 別に、子どもの自殺、いじめ、ひきこもり、8050問題、医療関係者のうつ病、悩み事の相談、など多数の問題もありますが、これも、この問題の現場や社会制度的なことに詳しい人と、私どものマインドフルネスSIMTとの協働がいい成果を生み出すのだと思います。いろいろなスキルの人が協同して働く共生の理念がすばらしいと思います。自分は一人で生きているのではありませんから。
【産後うつ病に関する記事】

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★妊婦の心理的苦痛

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★妊産婦自殺率が高い
 = 2年間で102人 「産後うつ」要因か

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★被災地・産後うつ病


◆◆ うつ病になったら、長引く人がいる。だから、自殺が起きる。
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★ 自殺念慮は消えにくい・日本財団の発表

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★引きこもりに、うつ、不安があるならば。


【自殺予防の記事ー2018年】

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★自殺対策の種々の記事ー2020

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★自殺予防ー2019

Posted by MF総研/大田 at 21:09 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL