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学者もまじめな学問的論争をせず、批判者を排除することがある [2020年10月16日(Fri)]

学者もまじめな学問的論争をせず、批判者を排除することがある

 現在の話題は、学者が被害者のようです。学問的な論争を認めない、批判者を「排除するとか。
 しかし、多くの思想家、哲学者が指摘してきたのは、学者がいわば加害者です。大小のグループで論争せずに多数派工作をする学者、忖度する学者、人事権を持つ学者が批判者、少数派を排除するというのです。これこそ、学問の危機です。社会一般の人が学問的な真実を知らされません。少数派の学問がこれまで解決できていない国民の苦しみを解決するかもしれないのです。 政治家ではなくて、学者によるエゴイズムです。
 下記の学者への批判は、幅広い領域にわたる学者のエゴイズムだと思うのですが、仏教、禅の学問にも見られました。「マインドフルネス」にも見られるようです。(次の記事へ)


https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★「大衆の反逆」オルテガ  多数という「驕り」

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★「正しさをゴリ押しする人」(榎本博昭、角川新書)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3540
★あなたの組織には言論、学問の自由がありますか

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3669
★学者は平気でうそをつく

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★誰もが隠し持つ後ろ暗いボタン
 =我欲我利我執を優先

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★学問における全体主義、画一主義、還元主義は多数派になりやすい
 学問的な少数派を排除

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3679
★個人を幸福にしない日本の組織

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4413
★ 専門家多数派のエゴイズム
 「答えのない世界を生きる」小坂井敏晶、祥伝社
 『差別はいけないとみんなはいうけれど』

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3450
★マインドフルネスも深いものがある
 「マインドフルネス」=正念=自己の観察、
 深いマインドフルネスは、深刻な問題の解決を支援できる可能性がある


https://blog.canpan.info/jitou/archive/4660
【目次】日本学術会議、6名任命されず、科学学問の自由の侵害と学会、思想家が批判
Posted by MF総研/大田 at 21:53 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL