10代女性の自殺 8月は昨年比3.6倍 [2020年10月07日(Wed)]
10代女性の自殺 8月は昨年比3.6倍コロナの影響とみられ、自殺が増加しています。朝日新聞が若い女性の自殺が増加していると報道しました。(10/6 夕刊) 30代以下の女性の自殺は、昨年8月と比べて今年は、74パーセント増加。 特に10代は、3.6倍にものぼる。 専門家の話では、家族関係の問題が生じやすいこと、悩みを発散する場が失われたことがあげられている。 何度もいうが、「死にたくなった」という時、すでに,うつ病が進行していることが多い。3 つ注意したい。 1)相談したあとで、うつ病らしいとわかったら、時間がかかる治療に移らなければならない。みんなではないが、死にたくなるほどまでに進んだうつ病の完治までには、数か月単位のケアが必要である。 2)本人が、「この死にたい気持ちは相談してもむだだ」と思いこむおそれがある。親や相談機関に相談しても、だめだと思い、相談さえもしないかもしれない。うつ病の希死念慮、自殺念慮は重い。 3)理解力が低下するうつ病だから、薬だけで治るとは信じられず薬物療法だけでは不十分な子があるはず。きめ細かな心理的ケアをすべきであろう。 こういう科学的事実に基づいた支援体制を作る必要がある。10代といえば、中高生、大学初期である。この年代の子を持つ親は十分、注意していただきたい。本音をよく聴いてあげること、専門家の治療につなぐことである。励ましでは、治らない。 はっきりいって、深刻なうつ病にもとりくむマインドフルネスSIMTは、ブームのマインドフルネスに隠れていて、まだ広く知られていない。相当のエネルギーを必要とすると推測されるのだろう、参画する専門家は少ない。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/1807 ★小さな市単位では対策をとりにくい要因も https://blog.canpan.info/jitou/archive/2258 ★県に1か所はうつ病などを治す支援をするマインドフルネス心理療法のセ ンター 自殺防止の電話相談 https://www.befrienders-jpn.org/ http://network.suicideprevention.jp/ 相談してみて、うつ病らしいとわかったら、うつ病を治してくれる 医師の支援を受けてください。薬物療法を中心として、カウンセラーの支援を受けられるところもあります。 薬物療法で治らない場合もありますが、やはり「死にたくなる」のであれば、心理療法も受けるのがいいです。他の心理療法で治らなくてもマインドフルネス心理療法も試してください。 下記に相談会があります。継続の支援が必要であれば、マインドフルネス瞑想療法士🄬を紹介します。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4658 ★全国のマインドフルネス瞑想療法士🄬は、うつ病、自殺防止のアドバイスができます。 治った人の体験記も。
★【連続記事】死なないで! マインドフルネスSIMTもあります!−2020年 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2172 ★死にたくなったら https://blog.canpan.info/jitou/archive/3708 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4568 ★治りにくい非定型うつ病 =相談だけでは治らない非定型うつ病。治すためえの治療を受けて。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2708 ★うつ病、不安症、過食症、PTSD,家庭内不和を改善する本 大田健次郎「うつ・不安障害を治すマインドフルネス」佼成出版社 https://blog.canpan.info/jitou/archive/1812 ★無視。傍観される病気、うつ病、非定型うつ病 |
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Posted by
MF総研/大田
at 21:11
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