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SNS交流サイトで知った悲しい若者を殺害した事件 [2020年09月30日(Wed)]

SNS交流サイトで知った悲しい若者を殺害した事件

 インターネット交流サイト(SNS)で自殺に関する投稿をした若者らが次々と殺害された事件。 やりきれない思いです。

 「死にたい」という気持ちが出てくるのは、うつ病の症状であって、普通の健康な心から出て来る本心ではありません。まして、「殺害してほしい」というのでは決してないでしょう。

 うつ病のひとは、かなり多くの割合で「希死念慮」(死にたくなる)があるが、本気ではありません。治療すれば治って、「死にたい」という気持ちは起こらなくなるのですから。だから、うつ病の人の「死にたい」というのは、「このままでは死んでしまう。助けて」です。絶対に「殺してほしい」ではない。

 自殺防止の活動がうまく機能していないのです。うつ病を治す治療法の開発、その方面への政府の取り組みも不十分です。

 うつ病、非定型うつ病の患者さんには、死にたいという症状が出て来る人が多いので、そういうひとにおあいしてきて、マインドフルネス心理療法をやっていただいて、治っていかれる様子を何件もみせていただきました。こういう事件を聞くと、力不足を感じて悲しい気持ちになります。

 学校教育でしっかりと教えてもらう機会を作れないのでしょうか。

 精神科医、がん担当の医師、臨床心理士、心理カウンセラー、悩み相談、マインドフルネスの専門家、お寺の檀家、・・・、こういう方々のそばに、「死にたい」という人が多くいるでしょう。しかし、自殺防止の支援ができていません。
Posted by MF総研/大田 at 22:11 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL