福島原発事故で避難している人たちに苦しみが続いている [2020年03月14日(Sat)]
福島原発事故で避難している人たちに苦しみが続いている3月11日、NHK総合テレビ、クローズアップ現代、 「原発事故9年 避難者の心に何が?」 で、避難している人々の苦しみが報道されました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4396/index.html 精神科医の蟻塚亮二さんが、福島県浪江町の帰還困難区域・津島地区の住民で、県内外に避難する513人を調査した結果が放送されました。 半数近くにPTSDの疑い、3割近くにうつなどの疑いがあることがわかったそうです。 避難しているのに、避難先で偏見や差別に直面し、苦しみを抱え続ける姿を放送した。 一つのことだけでも、PTSDやうつ病になる人がいるのに、仕事、家族、家、住む場所、地域のつながりなど多くを奪われて、しかも、先行きがわからない状況、その苦しみは想像を超えていますし長く続いています。 30代の若い人に、うつやPTSDのリスクが高く、全国平均の2−5倍だということがわかったそうです。 避難している方が苦しんでいる姿が浮き彫りにされました。 色々な支援が必要です。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4535 ★福島県に大震災によるPTSDやうつ病 【関連記事】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4533 ★東日本大震災の被災者へのアンケート =二人に一人、PTSDの症状 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4534 ★宮城県石巻でのカウンセリングとカウンセラー講座の経過 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4140 ★原発事故で故郷を離れた福島県のかたに震災関連死が多い https://blog.canpan.info/jitou/archive/2921 ★福島県の被災の方に心身の不調 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2936 ★福島の自治体の職員にうつ病 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4140 ★原発事故で故郷を離れた福島県のかたに震災関連死が多い https://blog.canpan.info/jitou/archive/2497 ★福島原発の東電社員、4割に心の変調 |