哲学とは現実を直視する・普遍性への要求 [2020年01月11日(Sat)]
哲学とは現実を直視する・普遍性への要求哲学者、山口尚氏は、哲学について、こう言います。「そもそも「哲学的な観点から考察する」とは何を意味するでしょうか。ここでは「哲学は、」現実をしかと直視する独自の流儀なのだという、ドイツの哲学者ノルベルト・ヒンスケの言葉を押さえておきましょう。」本節も、<現実をしかと直視する>というやりかたで、本書のテーマへ足を踏み入れていきたいと思います。」(山口尚p14) 「私は哲学が「学問」でありながら「学問」でないと考えている。なぜなら哲学とは、その重要な意味において、<生という普遍的な場と学という特殊的態度が交錯するところで成立するもの>だと言えるからです。[・・・・]哲学においては《自分の理論構築、自分の語り、自分の行為、そして自分の生き方が、全体としてどうなっているのか》を「配慮」あるいは「世話」せねばならないと気づかれるでしょう。何をどう語るかも重要なのですが、何をどう語るかにとどまらず、《全体的にどう生きるか》こそが問題だ、ということです。」(山口尚p178) 「哲学的主張には普遍性への要求が含まれます。・・・《私的な言葉が私的であることを超えていく》という矛盾的事態へ目を向けることが重要です。」(山口尚199) 自分の生き方と関係して誠実さと厳しさを感じます。 自分の生き方としてだれも真剣になれそうもない実践を「真理」だというようなことは哲学にはありえません・ 山口尚(2019)『幸福と人生の意味の哲学』トランスビュー 【目次】哲学、宗教、仏教学、心理学、医学、脳神経科学、精神療法、マインドフルネス、マインドフルネス学、留まることのない哲学に導かれるマインドフルネス実践 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4478 |
Posted by
MF総研/大田
at 08:58
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