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人に会えない、学校にいけない、教室に行けない [2019年06月26日(Wed)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4230
 7月と8月、こういう長く悩む問題を理解し、実践を試す会を開催します。 継続のトレーニングが必要です。ご相談します。

人に会えない、学校にいけない、教室に行けない

前の記事に関連します。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4273
不登校11万人・隠れ不登校33万人=日本財団の調査

 人に会えない、学校や職場、ある場所に行けないという症状は、うつ病と社交不安、そして、トラウマ(PTSD)に見られる。


https://blog.canpan.info/jitou/archive/2642
★人に会えない、学校、職場に行けない
 重いのは、うつ病と社交不安、そして、トラウマ

 まだ、うつ病、社交不安症、PTSD等という診断がつかない段階でも、教室、学校に行けないのは、ここに見られる不安反応による回避行動の可能性がある。
 自律神経でいえば、そこへ行こうという意識を起こした途端に、(過去の出来事が想起されて*)交感神経が興奮して、それによる身体反応(激しい感情、動悸、はきけ、痛みなど)に耐えがたく回避逃避・行動断念する傾向があるだろう。ポージェスのポリヴェーガル理論により、交感神経を抑制する有髄の迷走神経を活性化させることが解決の役立つだろう。対人交流場面(子どもなら教室、広くは学校を想定したマインドフルネスのトレーニングが効果的だろう。それは、意志的な、価値実現をめざして不快な反応を感じながらも目的意識、目的行動に意識を向けるトレーニングを繰り返すと効果的だろう。すでに、抑うつ症状がある場合、それだけではすまないだろう。

(*注)過去の出来事は、いじめられたこと、恥じをかいたこと、先生のこと、きまり、起きた教室、など。具体的な出来事の想起でなくても、「教室」「雰囲気」「クラスメートからの視線」だけでも反応が起きることがあるだろう。不登校になると「学校」だけで反応する。広場恐怖のように、不安恐怖を感じる場が、広がっている子どももいると思われる。個別の面談も必要な場合がある。そして、踏み出すまでに、不安症を治すマインドフルネスのような、一定期間のトレーニングが必要なこどもがいるだろう。ここが、従来の対策にない部分であろう。おとなひきこもりも、トレーニングが必要であると思う。対人交流の場でのマインドフルネスとなる。
【目次】このようなところに活用できそう
 マインドフルネスSIMT 2019
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4243

★これからマインドフルネスSIMTで
 お手伝いしたいこと
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4269
Posted by MF総研/大田 at 07:08 | ひきこもり | この記事のURL