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【目次】ドイツの哲学者ガブリエルと西田哲学
 =日本的マインドフルネスの構築のために [2019年02月03日(Sun)]

ドイツの哲学者ガブリエルと西田哲学
 =日本的マインドフルネスの構築のために

 ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルのテレビ放送を見てました。 「世界は存在しない」という。 意識された世界は各人の科学的思考でみているもので 実在ではないというのが東洋哲学であり、似たところがあります。
 後で、みますが、各自が価値観で構成した叡智的自己のみた対象的世界でしょう。言語、 民族、国、イデオロギー、宗教、育ち、経験、学問などで各人違った、一種の「偏見」で、世界を見ています。大乗仏教が「勝義諦」のみが実在というのとも似ています。
( ⇒ https://blog.canpan.info/jitou/archive/3573 )

 「「自由」に考えることに最上の価値を置くべきです。」

 みたところでは西田哲学と類似しており、納得いく話でした。 ただし、東洋哲学にある根底の絶対無(対象となるものすべて、個々の事物も想像上の一角獣も意識上生み出す働き)を認めるのかどうか、日本には通じるものがあるというのですから、対話していく価値があると思います。
 
 科学というマインドフルネスも、どこでも「無評価」であると誤解される風潮を生むならば、 つまり、 家庭、学校、職場で、自分の頭で考えて善悪、正不正、セクハラ・パワハラかそうでないかなど評価することをやめる人間を作ることを助長するならば、誤りを犯すひとが多くなります。
 再放送があれば、ぜひご覧ください。 やはり、マインドフルネス、自己洞察実践は日本の西田哲学や鈴木禅哲学で実践するのがよいようです。西田哲学にもとづく「マインドフルネス」は、日本的というよりも「全人類的マインドフルネス」になりえます。西田哲学の研究者とガブリエルとの対話をすすめていただきたいです。協同もすすめていけるでしょう。
 ポージェスからも批判された、安心の場だけの実践、世界創造の場面(家庭、職場、政治家官僚は外交場面も職場)の哲学のない、マインドフルネスだけではなくて、それも一定の場で必要でしょうが、それだけではなくて、個人の尊厳と自由をいい、 深い人間・世界の哲学的視点からのマインドフルネスの研究も大学でも開始してほしいです。対象論理でない人間哲学の理解もありますので、実践も長期間かかるし、研究も長期間かかるでしょう。
 これから、少し、ガブリエルと西田哲学の類似性で感じたことを説明していきます。(ただし忙しいので、ガブリエルを研究する時間もなく、とりあえず、このテレビで語られたところだけです。)

 西田哲学との類似性をいう、そして、違うところがあれば対話する日本の哲学者を訪問しなかったのでしょうか。2つの著書が入手しやすいですが、書評が好評、悪評にわかれます。 ひとはみな自分の価値尺度で「評価」します。後に、偉大な人と評価された人が、当時の平凡な人から悪評をつけられます。ネット上に、特に簡単に「評価」を掲載できる時代です。 私も30年前なら、自分の意見を掲載できませんでした。現代は、日本だけでも一億評価人の時代です。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4094
【目次】ドイツの哲学者マルクス・ガブリエル(1980−)と西田哲学
 =日本的マインドフルネスの構築のために

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(10)日本人はどこへ行こうという哲学を失っているとガブリエルはいう

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(9)ガブリエルは日本の哲学を教えてほしいという

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(8)今こそ哲学が必要とされる時だ、知りたい市民を抑圧してはいけない

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(7)自分自身の意志を行使せよ、独断的な「権威・壁」に従わず

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4118
(6)ガブリエル「渋谷スクランブル交差点」で哲学を語る

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(5)ガブリエル「瞑想」を語る

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4108
(4)ガブリエル「世界は存在しない」

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(3)ガブリエル、西田幾多郎をいう

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4096
(2)日本のガブリエルの哲学と日本の伝統的な哲学

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4094
(1)ガブリエルの哲学は鎌倉時代以来の日本の深い哲学と類似

NHKの番組紹介
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2225584/index.html


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Posted by MF総研/大田 at 09:15 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL