マインドフルネスによる専門家の倫理
[2018年11月10日(Sat)]
マインドフルネスによる専門家の倫理今日は、マインドフルネス瞑想療法士🄬の認定講座の第6回です。 この講座では、道元禅、初期仏教、大乗仏教、西田哲学などについて学びます。マインドフルネス=自己の意識作用のすべてを観察しますが、エゴイズムの心理も観察します。この記事は、大乗仏教の支援者の倫理です。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425 これは、今日、勉強します。日本でも各種分野の専門家がエゴイズムによって、人々を苦しめています。自殺させる、うそ、改竄、不正、パワハラ、セクハラ、アカハラなど が頻発しています。 ひとは、自己中心的な見方をもちます。執着、嫌悪、行動基準を持っています。無評価で観察するのは無理です。現実には、評価は避けられません。自分のみかた、考えかた、行為が、エゴイズムでないか「評価」しなければなりません。 初期仏教は、家庭、職業を捨てて修行して六道輪廻から解脱することをめざすように構成されています。大乗仏教は、家庭、職業を捨てずに、人間完成を目指します。 大乗仏教では、推進者の倫理がきびしいです。家庭や職務の中での人間完成をめざしたので、エゴイズムが起こります。それで、自分のエゴイズム、自己中心の心理を観察評価するのです。 日本のマインドフルネス、自己洞察瞑想療法(SIMT)は、これを「本音」として、観察、評価します。無評価では家庭、職場で、生きていくことはできません。 これを今日、勉強します。マインドフルネスも洗練されてきました。SIMTでは、西田哲学が従来の仏教、禅などの観察が不十分であるとして、「至誠」が実践指針であるという西田哲学を参照して、現代的なマインドフルネスを研究しています。 【参照】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3611 ★マインドフルネスの悪用乱用も |
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Posted by
MF総研/大田
at 06:39
| マインドフルネス心理療法
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