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子どもの自殺予防教の教材 [2018年11月04日(Sun)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3976?1541731623
★2019年1月26日、宮城県大崎市で、マインドフルネスSIMTの体験、説明会。

★2019年1月13日は、専門家向けの講演(下記)
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouen/2019-1-13-kouen.pdf
=僧侶、学者、マインドフルネスの推進者、医療関係者など
上座部仏教、日本仏教の問題を超えていくために
日本の社会問題の解決のための「利他=マインドフルネス」
どういう道があるか。
現代の日本的なマインドフルネスの展望

★2019年3月1日、アメリカの大学院心理学専攻の学生へ、日本独自のマインドフルネスSIMTの講義。

子どもの自殺予防教育の教材

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3967
 前の記事で高校の保健体育の授業で、精神疾患の教育が始まる ということについて述べました。
   本日の朝日新聞の記事で、新曜社が、小学から大学生向けまでの教材を開発したということです。一歩先んじて、導入している学校も紹介されました。

https://www.asahi.com/articles/DA3S13754068.html
★朝日新聞、自殺予防、子どもの時から学ぶ 「つらい気持ち言葉に」教材を開発

 新曜社のtwitterです。

https://twitter.com/shin_yo_sha
★新曜社のGRIP

 こうした教材で、教育がされていけば、安心ですね。 若いちに、自殺予防、うつ病予防の心得を学習しておくと、成人してからも役にたちます。

 ただし、「ひどくなったら、学校医に相談し、治療を受けましょう」だけ ではすみません。 軽症の子どもには、すぐ薬物療法でないほうがいいかもしれません。 大人でも、薬物療法で治らないひとがいるので、こどもの自殺防止にはどうするか、種々の関係機関の連携が必要です。それぞれが、自分の立場でなく、子どもや保護者の立場から支援体制を作っていただきたい。大人の うつ病患者のための支援が不十分なために、SNSによる相談支援の仕組みづくりが試行されるのです。
 医師も学校の先生も、忙しいので、従来、自殺の防止が充分でありませんでした。本気で新しい仕組みを作っていただきたい。それを大人に及ぼしていけば、大人の自殺も減少するでしょう。産後うつ病、自殺念慮が1年たっても治らない、労災認定を受けても2割しか復帰できていない、集団自殺など、うつ病をとりまく現実は厳しいです。
Posted by MF総研/大田 at 18:01 | 子どもの苦悩 | この記事のURL