子どもの自殺予防教の教材 [2018年11月04日(Sun)]
子どもの自殺予防教育の教材https://blog.canpan.info/jitou/archive/3967前の記事で高校の保健体育の授業で、精神疾患の教育が始まる ということについて述べました。 本日の朝日新聞の記事で、新曜社が、小学から大学生向けまでの教材を開発したということです。一歩先んじて、導入している学校も紹介されました。 https://www.asahi.com/articles/DA3S13754068.html ★朝日新聞、自殺予防、子どもの時から学ぶ 「つらい気持ち言葉に」教材を開発 新曜社のtwitterです。 https://twitter.com/shin_yo_sha ★新曜社のGRIP こうした教材で、教育がされていけば、安心ですね。 若いちに、自殺予防、うつ病予防の心得を学習しておくと、成人してからも役にたちます。 ただし、「ひどくなったら、学校医に相談し、治療を受けましょう」だけ ではすみません。 軽症の子どもには、すぐ薬物療法でないほうがいいかもしれません。 大人でも、薬物療法で治らないひとがいるので、こどもの自殺防止にはどうするか、種々の関係機関の連携が必要です。それぞれが、自分の立場でなく、子どもや保護者の立場から支援体制を作っていただきたい。大人の うつ病患者のための支援が不十分なために、SNSによる相談支援の仕組みづくりが試行されるのです。 医師も学校の先生も、忙しいので、従来、自殺の防止が充分でありませんでした。本気で新しい仕組みを作っていただきたい。それを大人に及ぼしていけば、大人の自殺も減少するでしょう。産後うつ病、自殺念慮が1年たっても治らない、労災認定を受けても2割しか復帰できていない、集団自殺など、うつ病をとりまく現実は厳しいです。 |
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