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【専門家のエゴイズム2018】「生きがい」喪失事件 [2018年05月26日(Sat)]

【専門家のエゴイズム2018】
「生きがい」喪失事件

 政治、国際、スポーツ、教育、医療などの分野に事件が起こり、関係者のエゴイズムが渦巻くのがすけてみえる。「アメフト問題」も痛ましい。「生きがい」としていたスポーツを放棄しなければならなくなった青年。このことで、今後の人生につらいことが待ち受けるかもしれない不安。政治がらみでは、自殺まで起きている。生きがいの喪失。

 個人と組織の防衛、自己保身のエゴイズム(マインドフルネスでは己見我利我執、本音)がすさまじい。子どもや青年は、こうした大人にずるい生き方を学ぶ。

 神谷美恵子のいう「生きがい」。選手、監督、コーチなど、生きがいではなかったのか。

 「組織を守ろうとして」という名目で、違反行為をせざるをえないように追い込む、うそ、改ざん、書類破棄、隠す、、、、、。

様々に「見て」「考え」「行為」をする。その時に、自己保身のエゴイズム、自己組織保身のエゴイズムがうごめいている。それを観察(マインドフルネス)して、抑制すべきだという自己抑制はないのだろうか。
 エゴイズムは、個人、組織の利益を優先して、それの周囲の利益を害することがあると、自己にはねかえってくる。自己、自己の組織の利益を守るはずだったのに、さらに大きな「生きがい」を喪失するほどの報いが来るかもしれない。

 自己の利益のために、見て、考え、行為すること、自己の組織のためにという名目で見て、考え、行為する時も、結局、個人がするのである。他者を苦しめないように、いきがいを喪失するような羽目にならないように、どのように、見て、考え、行為するべきか、教えてくれる専門家はいないのですか。

 個人が、組織の中で、社会の中で、生きていかねばならないが、生きがいやエゴイズムの葛藤、個の利益と組織の利益の葛藤で悩む。個人としてはしたくないことを上司から命じられる。どうするか苦しむ、いきがいなど感じられない。また、命じる上司もおかしい。わが子にならば、命じないようなことでも、部下にはさせる、そのエゴイズム。

 他者、社会とかかわっていく人生に、自分と相手のエゴイズムが渦巻く人生。きれいごとではない組織、社会。教育学、哲学、宗教、心理学、文学などの専門家は、導いてくださらないのですか。

 神谷美恵子の「生きがい」は、エゴイズムの意識までも行使するのではなくて、個人の絶対的平等(存在価値)をふまえての当為価値(人生でなす継続的貢献行動)であるような気がする。すなわち、「共生」である。すべての人の幸福、生きがいを実現することが条件である。他者を害するのではない。

 そこへんを示してくれるものとして西田哲学に学んでいる。それよりもすぐれたものがあるというならば、専門家が、青年に国民に教えていただきたい。

 一体、ブームの西洋発のマインドフルネスって何なのだろう。エゴイズムの心理の観察が弱い。金儲け主義もあるという。日本には深い観察の実践があったはず。なぜ、このようなものがブームになるのか。日本の各種の専門家が怠慢だったのか。


https://blog.canpan.info/jitou/archive/3476
★団体(社会)の悪と個人の悪

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3253
★同

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2734
★永井均氏は、西田哲学は、人格を説明しきっているという高い評価
<目次>【専門家のエゴイズム2018】
(1)「生きがい」喪失事件
(2)坐禅、瞑想を重視しない西田哲学
(3)宗教が邪魔をするなら、専門家のエゴイズムではないか
(4)衝撃、専門家のエゴイズム
  =教育の専門家は子供、家族を守らない

(5)専門家のエゴイズムは官庁、公共団体、学校で著しい
(6)社会悪と個人悪
(7)仏教の文献に忠実であっても現代に貢献できるわけでははない

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180730/k10011556651000.html
(8)日大アメリカンフットボール事件


【専門家のエゴイズム】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
★ジャーナリズムの権力(政治、学問、専門家)批判、自己批判 (2014)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2607
★エゴイズムの自覚=マインドフルネス(2013)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2222
★精神疾患の支援領域にも自利のエゴイズムがさけられない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2228
★専門家のエゴイズム(2011)
専門家は自分のものを最高として争う叡智的自己(西田哲学)
https://blog.canpan.info/jitou/archive/2218
Posted by MF総研/大田 at 07:56 | 深いマインドフルネス | この記事のURL