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日本の深いマインドフルネス [2017年06月14日(Wed)]
西田A06aSIMTの展開3.jpg

日本の深いマインドフルネス

 日本には禅と西田哲学で探求しつくされた深いマインドフルネスがあります。気づくべき意識現象、観察すべき意識現象には、浅いもの(感覚や身体動作など)から深いもの(意志作用、行為的直観、自己存在など)まであり、日本の禅は最も深い意識現象まで探求しつくされているということです。深いものは、浅いものを包含しますので、「全体性」「人生」「自己存在」「人格的」ということになります。浅い意識のマインドフルネスは、この全体の部分的表現ということになります。

<目次と問題提議>日本のマインドフルネスの再興を
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3288

これを捨てるのは惜しいことです。 社会から、エゴイズム、差別、暴力、各種のハラスメント、闘争、詐欺事件がなくならないのは、人間の他者の平等、尊厳を認めない人間がいるからです。 この自己存在の深い平等性、全体性、人格の基礎になるものは、グーグルのマインドフルネスであるSIYを開発したチャディ・メン・タン氏も、また、MBSRを開発したジョン・カバット・ジン氏も言っているのです。

 これを知らずに、技術、技法だけでマインドフルネスを用いると、程度の低い思想を持つプチ全能者に悪用されて、精神的にとじこめられる(別に紹介しました、宮沢賢治や粟野医師の警告)、カルト的なものに巻き込まれて、苦悩を深める事件が起きるおそれがあります。  いま、マインドフルネスは、部分的に用いられ、心理学的脳科学的効果研究を中心にされているようですが、それはそれで重要ですが、何十年もかかるでしょう。一方、マインドフルネスが悪用されないように、特に別な方面からの研究が急務です。
 全生活的生涯実践的な マインドフルネスの哲学、思想の学問的研究も活発にして、人格的なマインドフルネスとは何かを 学問的に明らかにしていくことも重要だと思います。さもないと、2,30年前のさまざまなカルト事件にあったように、マインドフルネスを入口として事件、被害に巻き込まれるおそれが出てくるでしょう。マインドフルネスの哲学思想を研究していく学的団体(学会?)があるべきでしょう。どういう形がいいのか、アイデアをお考えください。

 図は、西田哲学がいう自己の深まりを基礎にしたものです。チャディ・メン・タン氏やジョン・カバット・ジン氏のいう日本にある深いものは人格的自己の基礎になっているものと思われます。 V・E・フランクルのいう一人類教もそうでしょう。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/2633


言論・学問の自由(1)
言論・学問の自由(2)専門家のエゴイズム
社会悪と個人悪=西田哲学
<目次と問題提議>日本のマインドフルネスの再興を

★<目次>日本的霊性はだめか

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Posted by MF総研/大田 at 07:02 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL