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マインドフルネスSIMTはすべての人に [2017年04月25日(Tue)]

マインドフルネスSIMTはすべての人に

 =心の病気の治療法にとどまらない

 機関誌『マインドフルネス精神療法』第3号の編集中です。
 全体の目次はこうです。
00-マインドフルネス精神療法第3号表紙.pdf (目次)
購入したいかたは、こちらをご覧ください。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm (購入方法)

編集責任者である私は、他の寄稿論文、体験記のナビゲーターみたいな文章を書こうとしています。
 大体、次のような内容です。意識現象には浅い作用から深い作用まで、階層がある。浅い作用を観察するマインドフルネでは、現実の社会で起きている深い意識にかかわる問題を扱うことはできない。SIMTは様々な意識を観察する。

要約

 マインドフルネスは多数の流派があるが、マインドフルネスの一つである自己洞察瞑想療法(SIMT)は欧米のマインドフルネスと違って、観る、考える、行為するすべての局面を重視する。3つの局面は、実はすべての人の家庭、職場において現れる意識作用のすべてである。

人は自己中心的である。西田哲学によれば、専門家であっても、自己の独断、我執が本質的である。他を害してまでも、自己の利益を優先することも多い。科学学問の領域にまでも自己の独断が起きている。自分にエゴイズムがあることを自覚し、できるだけ抑制して、家族、職場、一般社会の人を傷つけないように学問し職務を遂行しなければならない。

SIMTは、独断的心理を本音といい、この観察を重視する。本音の観察を含めた意志作用のマインドフルネスのモデルを用いると、すべての人の健全な心の用い方になる。SIMTは心の病気の人向けのものだという人があるが、そこにこそ、独断があるが気がつかない。

SIMTは心の病気の人だけのものではない、ということを実際に体験者に語ってもらった。この文は、他の人たちが寄稿した論考と体験記のナビゲーターのごときものである。本誌の他の記事を読む時に、その意義や背景がわかるように、意識作用と自己の階層性、意志作用、行為的直観、本音、価値、創造的世界の創造的要素、自他不二または自他一如など、SIMTの独特の概念について、西田哲学を参照して説明を加えた。
★<目次>日本的霊性はだめか
Posted by MF総研/大田 at 19:35 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL