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(20)東洋の鉄人=深層の地平に置いて、その見地から眺めることのできる人 [2016年10月15日(Sat)]
★マインドフルネス掲示板
http://mindful-01.blogspot.jp/
★東京で、11月26日、マインドフルネスSIMTを体験したい方に。
マイシム・カフェです。希望があれば、毎月にも。

★福井でも、マインドフルネスSIMTのセッションが始まります。


★10月15日:埼玉の「マインドフルネス瞑想療法士」認定講座、第5講義。
 うつ病のアセスメント、宗教とマインドフルネスの相違点。うつ病の神経生理学。
★10月18日:早稲田大学エクステンションセンターで講義。
★10月25日、蓮田市老人福センター:マインドフルネス心の健康体操
★10月28日、蓮田市「椿山マインドフルネス心の健康クラブ」(一般希望者向け、予防成長
★11月13日、マインドフルネス精神療法研究会、『後期西田哲学の実践論』を読む。(意志的自己のさらにその先を学ぶ人へ、叡智的自己、そして最も深い人格的自己へのマインドフルネスの実践)
 10月はp57までいきました。11月は、10月の続きをします。
(11月は、学会があるので、別の日にしました。)
★11月12日:埼玉の「マインドフルネス瞑想療法士」認定講座、第6講義。

★11月19日20日:沖縄の「マインドフルネス瞑想療法士」認定講座、第5、第6講義。
★埼玉県以外で、マインドフルネス瞑想療法士の講座を招聘したい方は、幹事になって、受講希望者を10名以上集めてください。1,2か所しかできませんので、早めにご連絡ください。
『 不安、ストレスが消える心の鍛え方 マインドフルネス入門』 大田健次郎、清流出版
2年前に発売されましたこの本の 重版が決定しました。 ありがとうございます。
1冊目の本 『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社 は、意志的自己のマインドフルネスですが、 「マインドフルネス入門」は 叡智的自己のマインドフルネスの入門です。心の病気でない人が 価値実現に生きる自己の実践です。まだ、宗教レベル(絶対無の悟り)ではありません。
★この連載記事は、マインドフルネスSIMTにより支援者になる人が学習します。他者を支援するためにマインドフルネスの背景の自己の哲学、マインドフルネス関連の脳神経科学、うつ病の病理、仏教の哲学、禅の哲学などを学習します。 自分のためにする人、自分で治す人は、やさしく実践方法を書いた、 大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社を読むだけで実践して習得できます。
一人でできない人は、カウンセラーにご相談ください。
 マインドフルネスは自己の意識現象を観察するのですから、浅い意識から深い意識、自己存在まで観察しますので、さまざまなマインドフルネスがあります。禅がいっていた真の自己の体験のマインドフルネスまであります。 それが日本人が昔から探求してきたマインドフルネスです。井筒俊彦氏(故人)もこれをいいました。

【連続記事】
「哲学を知り実践するマインドフルネスSIMT」(20)

(20)東洋の鉄人= 深層の地平に置いて、その見地から眺めることのできる人

 昭和の時代は、禅が活発でした。次のようなことも、普通に 言われていました。こうしたことをいう人がいなくなりました。今、マインドフルネスがブームです。「仏教と禅は冬の時代」でしょう。復活するのでしょうか。「寺院とともに消滅」でしょうか。

 「いわゆる東洋の哲人とは、深層意識が拓かれて、そこに身を据えている人である。表層意識の次元に現れる事物、そこに生起する様々の事態を、深層の地平に置いて、その見地から眺めることのできる人。表層、深層の両領域にわた る彼の形而上的・形而下的地平には、絶対無分節の次元の「存在」と、千々に分節された「存在」とが同時にありのままに現れている。」井筒俊彦『意識と本質』岩波書店、p16

 金子みすゞという童謡詩人も、こういう人でした。屋根の上からわが子がつかまった現実、人間のエゴイズムを見ています。人間の母はエゴイストです。子雀、母雀の苦悩を知りません。自分たちのことしか見ていない、浅い表層しか見ない人間。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2363

 西田幾多郎博士は、人間には「独断」と「偏見」が充満していると指摘しました。禅、仏教の学問にも偏見、ある立場からの学説が多いのです。深層からの全体が把握されていません。 今、深い独断、偏見をマインドフルネス(観察し意識上化)することをいう人がいなくなりました。日本の社会もこころがすさんでいます。こういうこころの教育を、家庭、学校、職場、寺、仏教書でしなくなっています。日本人の精神が劣化したといった人がおられましたね。こういう傾向を、自分たちが選択したわけです。
【目次】哲学を知り実践するマインドフルネス

【目次】日本のマインドフルネスの再興を
Posted by MF総研/大田 at 05:56 | 新しい心理療法 | この記事のURL