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(63)至誠の実践=一毫の私なきところ [2016年05月29日(Sun)]

(63)至誠の実践=一毫の私なきところ

 西田幾多郎博士の言葉です。
     「純なる場所的自己限定として、一毫の私なきところ、私はこれを誠と考える。しかして、至誠は大悲大 慈に基礎づけられていなければならない。私は実践理性の根拠を、ここに置きたいと思う。カントの道 徳は、市民的である。歴史的形成的道徳は、悲願的でなければならない。西洋文化の根底には悲願 というものがなかった(鈴木大拙)。そこに、東洋文化と西洋文化との根底的相違があると思う。」(「場 所的論理と宗教的世界観」(旧全集11巻445頁)
 日本のマインドフルネスは、集中などの形式的ではなく、質的な「至誠」が言われます。禅で「正念相続」といいます。慈悲に基礎があります。対象にならない自己の根底。根底の全く私のないところから生まれる慈悲、至誠の実践。
【目次】日本のマインドフルネスの再興を
Posted by MF総研/大田 at 07:00 | 私たちの心理療法 | この記事のURL