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(37)仏教の再生 [2015年11月02日(Mon)]

西田哲学からみる科学学問、そして哲学
 〜マインドフルネスSIMTと表裏

(37)仏教の再生

 前の記事に関連する。寺院は消滅してほしくない。仏教は東洋哲学であり、西田哲学に親近性がある。豊かな人間哲学が含まれている。 西洋は二元観で、対象論理ですが、日本人、仏教は、自他不二的な自己世界観である。自他不二が人間の本質だから、人格無視、差別、エゴイズムがいけないとみとめるならば、世界の歴史は、そちらの方向には向かっていく。深い問題を解決できる可能性がある。
 西田哲学を深く読み、実践していくのも、仏教者のほうが接近しやすい。一般の人が、西田哲学に関心を向けることは少ないだろう。 西田哲学は、仏教の根源についても説明しているからである。一般の人には、仏教や西田哲学は自分には関係なく、消滅しても、関係なさそうに見えているだろう。
 仏教者が、現代的に仏教、西田哲学を解釈して、活かしてほしいと思う。 寺院の消滅を防止するためには、組織内のメンバーに、学問の自由、活動の自由を推進していくことだろう。  寺院も現代社会の中のものである。現代社会にあわせて自己変革していかねばならない。封建時代の原理主義的な見解を守っていくのではなくて、現代の環境に、どう活かしていくことができるか、自由に発言、研究して、先進的な活用を応援してもらうことであろう。
 西田哲学でいうように、どの組織も硬直した方針を強制すると、組織内の個人が個性を発揮できない一般的自己になり、自分の生きがいを感じられず教義の維持活動の意欲が失われて、組織全体が時代にとりのこされて、消滅を免れない。崇高な思想を主張しても、現代人から遊離すれば、組織は維持できない。マインドフルネスの団体もそうだ。自戒していく。
(語句)
★SIMT:Self Insight Meditation Technology/Therapy。日本的マインドフルネス。大田健次郎 (2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社、大田健次郎(2014)『マインドフル ネス 入門』清流出版。
★学問的マインドフルネス⇒この記事
★社会的マインドフルネス⇒この記事
★世俗的マインドフルネス⇒この記事
★宗教的マインドフルネス⇒この記事
 =それぞれの教団によって、哲学とマインドフルネスの方法が違う

★「人格的自己への原体験」「人格的自己的体験」
「人格的自己の基礎となる直覚的体験」「自覚的直観、創造的直観の基礎となる体験」、仏教 では無生法忍、見性、回心などと呼ばれた。
【目次】西田哲学からみる科学学問、そして哲学
 〜マインドフルネスSIMTと表裏


参考

★(目次)NHK E テレビ、こころの時代「日本仏 教のあゆみ」
 ある特定の集団の立場に立たないで、根源的な人間のありのままの立場から学問をしようと する例のようです。

★(目次)道元禅師のマインドフルネス
★(目次)人格的自己の「マインドフルネス」へ
★(目次)さまざまなマインドフルネス
★(目次)最も深いマインドフルネスの実践の哲学
★(目次)昔から日本にあったマインドフルネス

★(目次)人格とは何か
★専門家は独断におちいりやすい
 =人格的自己でなくある目的、立場の専門家としての叡智的自己だから

★自覚的直観、創造的直観
Posted by MF総研/大田 at 07:17 | 深いマインドフルネス | この記事のURL