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すべての人の根底に共通の絶対者を持つ [2015年09月12日(Sat)]
きのう、日本マインドフルライフ協会の講演会でした。 私も講演しました。

 昔から「東洋(特に、日本)文化の根底には、形なきものの形を見、声なきものの声を聞くという様なものが潜んでいる」西田哲学は、論理的に、これを明らかにしたいというもの。

 それを「仏性」「絶対無」「絶対的一者」などといった。それは、すべての 人間の根底であり、すべての宗教もそこから生まれる。宗教、文化、民族の違いによって、テロ、戦争、殺戮をしてはならない根拠となるというもの、西田哲学がそれを論理的に明らかにしたというというものでした。 動画が公開されるかもしれません。

 今日は、これから マインドフルネス瞑想療法士の育成講座の第4回です。 テーマは、「マインドフルネスのための西田哲学入門」です。 昨日より(絶対無を基礎にした最も深い人格的自己レベル)も、浅い意志的自己レベルでの西田哲学の見方を学習します。マインドフルネスの理論になります。欧米のマインドフルネスの位置もわかります。宗教」のマインドフルネスか、宗教でないマインドフルネスかもわかります。

 マインドフルネス瞑想療法士は、意志的自己レベルのトレーニングです。 その先に、叡智的自己、人格的自己のマインドフルネスがあります。
【目次】西田哲学からみる科学学問、そして哲学
 〜マインドフルネスSIMTと表裏

Posted by MF総研/大田 at 07:12 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL