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マインドフルネスには危険なこともある [2015年06月08日(Mon)]
2022年3月追加、新しい情報
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4947
★自殺念慮の強いひとに「マインドフルネス」を行うことは自傷、自殺を増加させるおそれ

マインドフルネスには危険なこともある

 ここに、マインドフルネスのマイナスの側面から警鐘があります。  マインドフルネスには、うつ病、その他の精神疾患が表裏しています。 全く、人生に満足している人は、マインドフルネスを求めません。何かをかかえている人が、これまでの自分に不足するのではないかと思う人が、 自分にないように見える新しいスキルに注目するでしょう。
 マインドフルネスで教えられたことを、実行して、おかしくなる人がいるのです。全く、心が健康で、高い幸福を感じている人なら、マインドフルネスを実践しても、何も起こらないでしょう。
 今、上記のようなことが報道されたのは、これから、日本の マインドフルネスのブームが冷える兆しでしょう。
 また、下記のように、金儲け主義の便乗講座も批判されています。

うつ病、不安症などのマインドフルネスは容易でない

 うつ病やPTSDなど精神疾患について深く知り、改善法、予防法を習得し、よく適応症を知り、無闇に用いない抑制心を持つ必要があります。今の、「私のもマインドフルネス」「これもマインドフルネス」というのは、危ないのです。何か自分に不足するものがあると感じる人、つまり何かで悩む人が、何にでも効果があるようにいう、はでに宣伝されるマインドフルネスの講座などを受けたいと思うでしょう。患者、家族は金もうけ主義のものに警戒が必要です。

 マインドフルネスにはさまざまなものがあるので、適切なものを用いなければならないという理由の一つがこのことです。何にでも短期間、ためしてみるという研究もあぶないのです。芸術、武道、ヨーガ、脳科学など何でもかんでも、マインドフルネスという風潮ですが、このブームもこのようなマイナス、こわい思い、だまされた思いがするなどをする事例が多く報告されて、ブームも去っていくでしょう。

 マインドフルネスのブームは、冷えていくことがいいのだと思います。瞑想には、異常な状況になる人がいるので、本当に、深く知る、ごく少数のマインドフルネスだけが残るでしょう。
 ブームの冷えた中でも、私どもは、うつ病や精神疾患との関連もよく知り、深いマインドフルネスを普及させる努力を続けます。うつ病などの方の支援は、もう20年になります。

 うつ病、不安症などの支援は容易ではありません。2,3カ月程度のマインドフルネス実践の効果測定で抑うつ、不安症などが改善するようにいうのも、誇張効果になるでしょう。また、再発するでしょう。なぜなら、うつ病が完治するまでには、1,2年かかります。うつ病のことをしっかり勉強したマインドフルネス心理療法者でないとつらいクライエントを支援できません。 安易に、誰にでも瞑想させたら、上記のような出来事がおきるかもしれません。不安過敏な人、トラウマ系の人も注意が必要です。カウンセラー育成講座では、自分でも、長期間(最低8か月、まだ、自信がないという人は、研究会でさらに1年2年)、意志的自己の実践をつづけ、さらに深いマインドフルネスを実践していただきます。カウンセラー育成講座では、 自分で意志的自己レベルの瞑想(呼吸法)を中心とした課題(大田健次郎「うつ。不安障害を治すマインドフルネス」佼成出版社)の実践記録を提出することが必須であり、これができない人には、資格が認定されません。実践記録は、いわゆる「記述形式」であり、 自分の内面を文字にできない人は、認定できません。いかに、坐禅ができても、内面を文字で表現できない人は、受講できません。 課題の実践を言語表現できない人がいます。そういう人は、他者の支援が充分できません。(2018年度から、受講前試験も必須として行います)

 うつ病をよく知り、うつ病の改善、予防のマインドフルネス心理療法(SIMT)を実践し、厳しい課題の条件を乗り越えた人が、全国の都道府県に一人はいてほしい。これが希望です。

  マインドフルネスのクライエント、顧客(ビジネスの場合)には、さまざまな心境の人が参加してきます。ビジネスとして提供していた顧客が「うつ病になった」「自殺した」という事態への想定があるのか、覚悟があるかどうか。 安易に、商売になりそうだからマインドフルネスを 使おう、自分の利益になるからカウンセラーになろうと思う人は、受講をお断わりします。

カルト集団からの誘い

 さらに、参加していくかどうかの支援を受ける側からは、カルト集団のさそいに「マインドフルネス」が使われる可能性がある危険を感じなければなりません。独断的な思想を持つ集団(カルト)が、マインドフルネスでさそう可能性があります。そういう集団のさそい文句がマインドフルネスを使う可能性があります。
 カルトではなく信頼できるマインドフルネスであることを 何によって確認できるでしょうか。何かカルトではないと表明、認定できる制度があってほしいものです。

カルトについて
http://mindfulness.jp/kunou/fl-cults/cults-menue-yoko.htm
 カルトは、昔は、ヨーガ、自己啓発セミナーなどを標榜したことを紹介しています。

マインドフルネスの悪用も

 カルトほど悪質ではなくても、自分の利益をはかるために、おとり広告のように「マインドフルネス」を標榜する者も現れるでしょう。悪質なものによって、被害がおこらないように、マインドフルネスを唄う者に倫理基準が必要でしょう。有志とともに対策を提案していきたい。

 欧米では、すでに、マインドフルネスの便乗によるつまらない講座で金をかせぐもの、誇張広告があると報告されています。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3611
★マインドフルネスの誇張広告、効能を悪用する講座

 日本は、このようなやからがいるという警告的研究も遅れています。しかし、やはり、マインドフルネスを標榜したつまらない講座があるとインターネットでは指摘されています。
 全く、人間の金儲け主義、自分さえ金になればいいというエゴイズムはすさまじいものです。そういう悪の心理を観察(=マインドフルネス)すべきなのに。日本のマインドフルネスである禅やSIMTでは、そういうエゴイズムの心理も観察します。気づいて捨てよ抑制せよと教えられます。欧米のマインドフルネスが、悪欲の心理の深い評価観察を考慮しないものであってもよいことにしたために、マインドフルネスを標榜する産業、業界にまでエゴイズムが行われるのです。参加者が金銭や時間を無駄にする被害を受けます。深刻な心の傷やトラウマとなって被害を大きくすることもあるわけです。深い禅のあることを知る日本人は、マインドフルネスブームに失望するでしょう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2970
★マインドフルネス瞑想療法士🄬 
 倫理規定を順守する。悪用をしないことを約束する。苦情があれば、審査し改善を勧告して改善がみられない場合、資格を剥奪される。5年更新制。

(追加)
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3583
 専門家は自己のいきがいに執着するので、それを保全しようとしてエゴイズムの悪を犯すことがあります。マインドフルネスであると称する専門家も自己保身、自己の利益獲得を優先させて、クライアントを害したり、健全な組織活動を妨害するエゴイズムの行動をする可能性があります。 すなわち、自己の見解、我利に執着する道義的悪の心理を観察し気づき抑制しないのです。 このようなエゴイズムの心理の観察を大乗仏教では煩悩といいました。煩悩の観察です。 西田哲学では、一言でいえば、「独断」「至誠でない」「己れを尽くしていない」ということが該当するでしょう。自己洞察瞑想療法(SIMT)では「本音」「本心」と呼びます。気づいていない「過失犯」と、気づいていてあえて犯す「確信犯」があります。
 また、大学を舞台に起きると アカデミック・ハラスメントになります。教授などが地位を悪用して、誠実な学生や企業などの活動に不利益、利益を与える。マインドフルネスの「科学」?も様々な見解があります。

教育されたものが勘違いして重大な悪影響も

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4760
★自分で善悪の判断をしなさい

 無評価で観察は瞑想時だけでないのでしょうか。判断力の弱い子供に、これを教育すると、悪や不正、いじめなどを目撃した時に、無視、傍観するおそれがないでしょうか。
大学人でさえも、批判説を慎重に検討しないで、また、理解できないで、力あるものに忖度して批判説を排除することもあります。

マインドフルネス・ハラスメント

 ブームのマインドフルネスが感覚と身体動作の観察を主とした知的自己れべるの浅い実践定義になっていて簡単であるために、誰でもマインドフルネスを歌い文句にして悪用する事件、被害が起こります。これを、マインドフルネス・ハラスメントとよぶことにします。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589 
★マインドフルネスを標榜するものの悪用/マインドフルネス・ハラスメント

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2607
★日本のマインドフルネスは、エゴイズムの心理を観察する

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3638
★専門家は技術が上達するにつれて慢心を起こす
 =そして患者、クライアントに迷惑をかける
<関連記事>
★カミュの「ペスト」
 =全体主義、画一主義、還元主義的な多数派のエゴイズム。自由を縛る、反抗に対し排除、いじめ、殺人、弱者の苦や死に行く状況の無視傍観を正当化。
★専門家のエゴイズム
★見て見ぬふりする社会
★無視・傍観・軽視・放置・見放される病
Posted by MF総研/大田 at 08:18 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL