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襌の深まり(6)新しい見え方=真空妙有 [2014年12月07日(Sun)]

マインドフルネスの段階
 = 襌の深まり(6)

第5 新しい見え方=真空妙有

 空、無のあと、自分、世界、言葉、時間が現れるのですが、以前と同じではありません。同じならば、長い襌の 修行の甲斐も無駄で、つまらないので、襌も仏教も存続しなかったでしょう。

   「ここまで来て、事の表面だけ見ますと、結局もとの木阿弥で、出発点の経験的世界に逆戻りし てしまったかのように思われるかもしれません。つまり、一々のものが自分の名前をもち、自分自 身の存在論的本質によってはっきり他から自己を区別して存立する、例の意味的分節の世界に また返って来たかのように。」(井筒俊彦『意識と本質』岩波書店、399頁)

 しかし、違うのです。

 「たしかにそういう面もないではありませんが、しかし最初の経験的世界と今度の経験的世界の 間には、外面的には同じ一つの分節の世界でありながら、その内面的構造において根本的な 相違があるのです。」(同上、399頁)

 分節(T)と分節(U)の違いです。

人格的自己のマインドフルネスへ
分節モデルs2.jpg
Posted by MF総研/大田 at 18:54 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL