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襌の深まり(2) [2014年12月05日(Fri)]

マインドフルネスの段階
 = 襌の深まり(2)

 

第1 襌の初歩の段階(2)

 前の記事で、襌の初歩の段階のことを説明しました。その指導法についての説明を加えます。 ある方向とある目標がある襌の場合には、正しい方法で行わないと、その目標に達することがで きないおそれがありますので、独特の指導法があります。

 瞑想、坐禅をすると、「これでいいのだろうか」という疑問が起きます。 深層の動きらしい「魔境」という異常な現象が現れる人もいます。 マインドフルネスも瞑想ですから、こういう疑問や異常な現象が現れます。 さまざまな疑問、変わったことが起きる時の疑問を解決していく方法には、 2つの方法があります。
 一つは、他の人のいる場所で、座談会や講話の場で、質問することを許される場合です。 もう一つは、個人的に面談してもらい、指導者に質問してアドバイスを受ける方法です。 これを「入室独参」、略して「独参」とよんでいました。この「独参」があるので、 挫折せずに、どこまでも進んでいくことができます。もし、説明もなく、「独参」もない座禅であれば 、手がかりは指導者の講話だけとなります。
 臨済宗の場合、「入室独参」は、公案の見解を告げる機会だそうです。私は、上記の「入室独 参」しか経験がありません。私が受けたのは、公案での指導法ではありませんでした。 坐禅、講話、質問できる座談会、質問できる「独参」の方法でした。

 おおやけの坐禅会であるのに、参加者が少なくて、参加したのが自分だけであった場合には、60分、90分のす べての時間が、師と自分の一対一の「独参」みたいになることもありました。
 他の人の前で質問したり、個人的に面談して、自己洞察探求の方向を正していく、こういう方 法を、自己洞察瞑想療法(SIMT)の支援方法にとりいれました。
1)グループセッションの中で質問する。
2)個人的な面談を願う。
このほか
3)日記に書いて、文字で回答する方式を加えました。
 現代の「社会的マインドフルネス」は必ず何かの目標がありますから、こうした質疑応答の機会 を利用して、なるべく無駄な実践をしないように工夫されています。自己洞察瞑想法(SIMT)は、 深いものがありますので、こうした方法を採用しています。
 質問の機会を許された坐禅の指導もあったのです。こうして、疑問をなくして、正しい方法を実 践できます。この方法は、どこまでも許されるので、3年、5年、10年で、第2段階、第3段階にす すんでいきます。ジョン・カバット・ジン氏も一生探求する「全体性」があるといっています。 年齢を重ねると「死」の問題もあります。それをどう「マインドフルネス」するのか。 マインドフルネスは、一生探求するものです。どこまでも深いものがあります。大乗仏教も 絶対無の体験は、第8段階の初めにすぎないというのと類似の実践哲学があります。

人格的自己のマインドフルネスへ
Posted by MF総研/大田 at 22:39 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL