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日本マインドフルライフ協会の定例会 [2014年12月03日(Wed)]

日本マインドフルライフ協会の定例会

★ 11月の定例会

「からだとことばをゆるめる」
〜演劇界からのマインドフルネス・レッスン〜

ということで、 11月30日(日)、清澄公園大正記念館で、 瀬戸嶋 充さん(人間と演劇研究所主宰)のマインドフルネスレッスンがありました。
日本マインドフルライフ協会では、さまざまな分野のかたが講師になられるので、視野が広まる感じです。

 自分の心については、充分に気づいていたつもりでしたが、瀬戸嶋さんのレッスンに参加してみて、私にとって、また新しい気づきがありました。 瀬戸嶋さんのねらいは、もっと広いことのようですが、私自身が気づいたのは、次のことです。

 体の力を抜いて、腕、肩、腰をブランブランとしていくのですが、2人でペアになってするワークの時です。相手に身体をゆだねて、ささえてもらいながらブランブランとするのです。 緊張を解き、力を抜いてするのですが、時々、力を入れる心理、筋肉に緊張させる瞬間に気づきました。

 2種に気づきました。一つは、ささえてくれている相手を信頼できない瞬間です。 ささえきれなくて、転んでしまうかもしれないという心理が起きた瞬間、力がはいるのがわかりました。
 もう一つは、信頼とは別に、自己防衛の心理が走る瞬間に、緊張、力を入れるのがわかりました。倒れたくないという心理です。相手とは関係なく起きました。

 こういうことは、心理的な説明ではよく聞くことです。 でも、ボディワークでも気づいて、面白かったです。

 あつまりでも、信頼できる人たちの集まりならば、緊張しないで参加できるのでしょうね。 上記は、身体が転ばない防衛反応でしたが、ひとの集まり、カウンセリング、マインドフルネスなどの集会でも、自分が傷つけられることはない(営利でない、抑圧させるいかがわしい宗教でもない、だまされない、などなど)集まりであれば、緊張しないで参加できるのでしょうね。 信頼を築くのは長い努力と誠意が求められます。信頼が崩れるのは、一瞬です。ともに、自分の心を洞察するマインドフルネスが必要でしょう。
Posted by MF総研/大田 at 08:59 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL