著名な学者を呼んでシンポジウム、自前の思考が衰弱 [2014年11月02日(Sun)]
日本の人文社会科学系の学問(2)=著名な学者を呼んでシンポジウム、自前の思考が衰弱「日本の人文社会科学は決して自前の言葉で語り、自前の議論をして きたわけではないのです。その上で、欧米あたりの 著名な学者を呼んできてシンポジウムをやっても、いややればやるほど 、「われわれ」の自前の思考が衰弱してゆき、ますます「本場」の亜流に なってしまうでしょう。多くの場合、単なる「権威づけ」に 終わってしまうのです。しかもこの「権威」を得るために海外からの招待 者には大枚が支払われる。このもっともらしい体裁の背後にある 「奴隷根性」というべきものこそが大きな問題なのではないでしょうか。」 (佐伯啓思『西田幾多郎ー無私の思想と日本人』新潮社、p19) 専門家、研究者は仮説にすぎないのに絶対視して固定した見方になる ことを 避けられない |


