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マインドフルネス心理療法
マインドフルネス総合研究所のブログです。
心の病気、それによる種々の問題、自殺、不登校、引きこもり、非行犯罪、その治療法の現状、自己成長、自己実現などについて考えます。
ブームになっている無評価観察のマインドフルネスを超えて、もっと深い日本独自のマインドフルネス心理療法、自己洞察瞑想療法(SIMT)です。心の病気の改善や、それにとどまらず、自己成長(種々の職域において自己洞察を高め、より向上する、自己実現)をはかります。そのための支援、心理療法の開発、心理療法者の養成などを行っています。
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転識=根底を知らない見方»
<目次>人格的自己の「マインドフルネス」へ
[2014年10月26日(Sun)]
この連続記事は、「宗教レベル」です。2つの本のマインドフルネスは宗教レベルではありません。対象的なことを扱っています。うつ病、不安症/不安障害、過食性障害などは対象的な悩みですから、浅いマインドフルネスで解決します。しかし、がん患者さんの死の不安、低い自己評価などの苦悩にかかわる自己存在は対象的なものではありませんので、「宗教的」になります。宗教的マインドフルネスは「宗教」と同じではありません。
この連続記事は、主に井筒俊彦の意識と絶対無分節の哲学から検討します。
<目次>人格的自己の「マインドフルネス」へ
=哲学者井筒俊彦に学ぶ(一部を佐伯啓思氏に)
己を尽くす・真の宗教と学問
心底、苦悩する人は哲学者になる
MBSRは浅い
マインドフルネスとは
MBSRのマインドフルネスは主に感覚的情報受動局面、 行動局面のマインドフルネス、さらに叡智的自己、人格試験的運用へ的自己のマインドフルネス、
日本のマインドフルネスは技法ではなく生き様
理論と実践(2) 哲学とマインドフルネス実践
理論と実践(1) 哲学とマインドフルネス実践
強力なマインドフルネス、リネハンの弁証法的行動療法
受動局面だけのマインドフルネスでは不十分=社会を創造する行為の局面が弱い>
ジョン・カバット・ジン氏のマインドフルネス7つの心得は道元襌の 哲学
道元禅師=すべての人の根源は迷惑せず、妄想 せず、顛倒せず、増減なく、誤謬なし
襌の深まり(8)付加価値の高い社会貢献へ=真空妙有から真空妙用へ
襌の深まり(7)絶対無の体験=真空妙有(2)
襌の深まり(6)絶対無の体験=真空妙有(1)
襌の深まり(5)「空」「無」の体験のあと= 「無」から「有」へ
襌の深まり(4)絶対無の体験=大乗仏教の無生法忍
襌の深まり(3)
襌の深まり(2)襌の初心(2)
襌の深まり(1)襌の初心
マインドフルネスの段階(2)
=大乗仏教の修行の階位=「大智度論」の10段階の深まり
=「無生法忍」という大きな転機
マインドフルネスの段階(1)
=大乗仏教の修行の階位=般若経の「四種の菩薩」
=新発意菩薩(または新 学菩薩)、久発意菩薩、不退転菩薩、一生補処菩薩
宗教でないマインドフルネスと宗教的問題を扱うマインドフルネス
絶対無、身心脱落は深層の秘事の体験であり、文字経典本の読書では得られない
初期仏教は大乗仏教から批判された
(後の大乗仏教が空とするダルマを初期仏教は実体視した。認識論的な解脱しか示さず、すべての人間の存在論的自己の探求がない、また、この人生では解脱できない、輪廻転生して解脱するという思想にした。大乗仏教や日本の深い襌と大いに異なる)
何を学ぶかがとても大切
(学習した宗教、理論に縛られる)
深い西田哲学のある日本人ができるはずの深いマインドフルネス
いのちを刻む(2)
いのちを刻む(1)
(がんの人、目が不自由ながら毎日坐禅)
日本の人文科学系の学問(2)
=著名な学者を呼んでシンポジウム、自前の思考が衰弱(佐伯啓思氏)
日本の人文科学系の学問
=海外のものを紹介、持ち込み、 「本場」のふんどしで相撲をとらせてもらっている(佐伯啓思氏)
言葉は実相を表さない=言葉による思考を抑制
(言葉に縛られる。襌は今までかくれていた認識能力の扉をひらき、それによって今まで見えなかった事物の真相を掴 むことができるようにしようとする)
生死のない人の根源
(道元も根源をいう、ジョン・カバット・ジンの全体性もそうであろう)
対象的自己=魂が死後も存在すると議論
道元禅師、井筒俊彦
(道元も、分節1⇒絶対無分節⇒分節2をいう。)
転識=根底を知らない見方
(絶対無分節が主客に分裂する、しして表層的な世界が現れる)
言語アラヤ識
(育った文化、国、学習した意味的枠組みが保存されていてその枠組みで見考え行動する。つまり、国、民族、宗教、思想、理論などに縛られた見方をする、そのような枠組みが深層に保存されていて、気づかない。)
言語そして学習したことで心を縛る
(意識しないで習慣の力で自分の言語の意味的枠組みに従ってものを見、ものを考える)
真正面から実践的に取りくんだ襌
(縁起の理論以外のものがある襌)
人格的自己の根源は絶対無評価、絶対無エゴイズム
深さが違う苦悩とマインドフルネス
自己の根源
(西田幾多郎⇒時が消え時が生まれる、内的生命の流れ)
(道元=迷惑せず、妄想 せず、顛倒せず、増減なく、誤謬なき、 我もなければ神もない、しかも絶対無なるが故に、山は是(これ)山、水は是水、有るものは 有るがままにある=絶対無の現)
自分の底で起きていることを知らない
井筒俊彦
(言語以前 東洋の哲人、深層意識から眺める)
すべての人の根底の絶対平等性
井筒俊彦
分節(物)⇒無分節(∞)⇒分節U(物/∞)
「実際の修行道としての襌がいわゆる悟り、見性体験、を中心とすることは誰でも知っている」
すなわち、実体験をするのである。読んでも、わかるというものではない。
人格的自己のマインドフルネスが今こそ必要(2)
日本的なマインドフルネス心理療法の原典となる可能性を持つ『正法眼藏随聞記』
人格的自己のマインドフルネスが今こそ必要
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3667
【実践の会】マインドフルネス瞑想療法研究会
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Posted by MF総研/大田 at 21:18 |
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◆このブログのすべての記事の目次
◆大震災のあと、長期間にわたってうつ病、不安症、PTSDが
◆第4世代の認知行動療法SIMT
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◆マインドフルネス心理療法SIMTによる改善効果
★内閣官房の孤独・孤立対策プラットフォーム会員です。
★内閣府の地方創生SDGsプラットホームの会員であり、ソリューション登録
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(1)うつ病は完治させないと自殺の危険がなくなっていない
(2)家族ができることがある
(3)家族が動かざるをえない状況
◆うつ病
◆治りにくい非定型うつ病