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石巻の講座5回目 [2014年09月23日(Tue)]
★女性雑誌 anan の取材がありました。「1924号」に掲載されます。
10月1日発売(1924)号 の「諦める」の部分です。このテーマで3人の取材があり、うち一人が大田です。
被災地「石巻」でのマインドフルネス心理相談員の育成講座と グループセッションの5回目が終わりました。
 10月で石巻での活動を終了します。 11月は、マインドフルネス心理相談員の講座7回目を仙台で行います。これで2014年度の 東北方面での活動は終了です。
 2015年は今のところ講座の計画はありません。岩手、福島、宮城で講演や宿泊形式の実践会を開催するかもしれません。

 これから、埼玉で、10月からマインドフルネス心理相談員の育成講座を開始します。来年7月まで続きます。

 石巻で、マインドフルネス心理相談員の講座を5月から開催してきました。 他者の援助ができるかどうかは、自分の実践にかかっています。自分でしないことを他者に「するように」は言えないからです。 マインドフルネス心理療法(SIMT)は、思考レベルの援助ではありません。意志的行動レベルのスキルを習得するように援助するものですから。
 おまけに、SIMTは、古来、襌と言われていた自己洞察を深めることと同じく深い自己を探求していきます。 従来の心理療法は主に思考レベルのことを用いる援助であったでしょう。 自分の意識現象のすべてを観察、特徴を知り、反応パターンを変えていく訓練をするマインドフルネス。 従来のカウンセリング、心理学では改善できなかった精神疾患や問題行動が マインドフルネスで改善できることがアメリカでも日本でもわかってきました。 受講生の方にも、ご家族にもいつ重大な試練が起きるかもしれません。マインドフルネスの体得をすれば、他者の救済が自己の救済となり、 マインドフルネス心理相談員の人生の価値観、生き様も変わってくるでしょう。

 受講生の方に課題を出して実践していただく「スケジュール表」を提出してもらっています。 半数くらいが同時進行で提出しておられます。それで私から【コメント】を郵送したりメールでお伝えしています。 こうして、クライエントと同様に、毎回少しづつ心が変化していく様子を実感しておられます。 今まで気づいていなかった自己の有り様がよく洞察されているのがわかります。
 援助の実際と同じように進行しています。 説明、実習、自宅での実習、記録、提出、【コメント】をもらい方向を確認、次のセッションというプロセスです。
 毎回、本に書いてある程度の講話とその場で実習、そして、自宅での課題を実践してスケジュール表に記入して次回に提出、それを見てカウンセラーが【コメント】を送る、それを見てクライエントはこれでよかったのだ、質問があれば回答してもらえた、これで続ければいいのだとわかってくる。こうした実際のマインドフルネス心理相談員としての行動のリハーサルになっています。このようにやっていくのです。スケジュール表を提出なさっておられる方は、もう、他のクライエントの方の援助ができます。実践する人は、自己洞察がすすみ、マインドフルネス心理療法(SIMT)の手法を体得なさっています。
 東西の哲学が心の探求をしてきました。自分の心を知ることで他者の心を知ることができます。

 マインドフルネスは深いですから、完全に理解してから開始しようというのは間違いです。それでは開始する日はなかなかきません。 クライエントは賢いです。クライエントの方が援助者以上に、自分でできる人がいます。 人には元来、潜在的に自己洞察のスキルの素質をもっています。 援助者は同伴、伴走すればいいのです。高みから指導するという態度でなく。
 講座を受けた方々が、地元でのご活動に活用していただけるよう 期待いたします。

Posted by MF総研/大田 at 21:24 | 新しい心理療法 | この記事のURL