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上司のパワハラで自殺あいつぐ [2014年07月03日(Thu)]

上司のパワハラで自殺あいつぐ

 同じ職場であいついで、2人が自殺するという痛ましい出来事がありました。 上司の指導が厳しいということは、心理的ストレスになるので、当然うつ病の原因になります 。度が過ぎると自殺に至ります。管理職は、そういうことを知った上で、部下を管理指導しな ければなりません。うつ病のことに無知な管理職は論外です。
 自殺があいついだということは、うつ病になると判断力の低下の深刻さがうかがわれます。 休職、退職の方策をとらないことです。また、 すぐに二人目の人まで自殺したということが、うつ病は判断を狂わせることがあきらかです。 一人の方が自殺なさった時、「これで自殺の原因調査がはいるはずだ。自分はもう大丈夫 だ。」と、死ぬことを思い止らず、「自分も死ぬしかない」と思われたのでしょう。
 とにかく、うつ病は自殺がある深刻な病気です。脳に障害が起こっています。脳の神経に異変が起こっています。 生きる可能性がたくさんあるのに、「死ぬしかない」と思わせてしまう病気です。若者も自信 がない、ゆううつな人が多い日本です。家族の誰かがうつ病になる可能性があります。 うつ病、自殺についてよく勉強して、不安、抑うつ傾向の人、家族は心をよくコントロールし て、うつ病を予防していただきたいです。
 身体の病気の予防はよく啓蒙教育されるのに、うつ病の予防対策を言わないのはおかしいで す。うつ病の精神療法が遅れていることと関係があるのでしょう。具体的予防法をよく知る専門家がおられないのでしょう。うつ病の予防法が教育啓蒙されないために、どの年代にも、うつ病、自殺があります。
『 不安、ストレスが消える心の鍛え方 マインドフルネス入門』(清流出版)
この本は、うつ病の予防法にもなるマインドフルネスです。うつ病に関係ない、 もっとその先までの、昔からの日本的な主客合一の生き方入門(身心脱落の悟りの直前)ですが。
 『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』(佼成出版社)は、治療法のマインドフルネスです。
Posted by MF総研/大田 at 21:07 | うつ病 | この記事のURL