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日本マインドフルライフ協会の拡大定例会(4) [2014年01月18日(Sat)]

日本マインドフルライフ協会の拡大定例会(4)

 私の発表は、「うつ病・不安障害を治すマインドフルネ ス 」という題でした。 内容は、3つの部分からなります。
    1)うつ病・不安障害を治すマインドフルネス 
    2)マインドフルネスとは
    3)私のマインドフルライフとは

3)私のマインドフルライフとは

 第3のテーマは「私のマインドフルライフとは」です。 マインドフルネスは欧米で開発されたもの、その応用が多いようですが、 自己洞察瞑想療法(SIMT)は日本で開発されました。そこで、「私のマインドフルライフ」 とは、必然的にSIMTの水平展開と垂直展開であり、生涯それを探求していくことが私のマイ ンドフルライフです。
 日本には、意志的自己よりも深い自己洞察の哲学がありました。なんとか「マインドフルネ ス化」していきたいということです。それは、死生観の哲学をも含みますので、自分自身の問 題でもあり、多くの人にかかわりがあるテーマです。ジョン・カバト・ツィンが「全体性」といっ たことも同じであると思います。アメリカの人がいう深い東洋哲学を日本人こそ探求してもいいは ずです。
    すべての人がもって生まれた根底でありながら自覚がないもので生涯探求すべき「全体性 」
     「”全体性”は、生まれたときからもっていたものです。つまり、 ”全体性”という視野をもつ ことで、今までとは違ったとらえ方がで きるようになり、分裂した思考も、恐怖、弱さ、不安な ども乗り越え ることができるということです。絶望さえも乗り越えることができる のです。  しかし、”全体性”や”内的な結びつき”を理解するのは、一生の 仕事です。瞑想トレー ニングは、それらを理解するために意識的にふ みだした最初のステップにすぎないので す。」(ジョン・カバト・ツィンの言葉)
したがって、ジョン・カバト・ツィンのストレス緩和プログラム(MBSR)を指導する人は、「全体性」という全体構造を理解せざるをえない。MBSRはスタート地点、全体性はゴール、しかい、すでについている、誕生の時から。自己存在の根源としての全体性に至るマインドフルネスの手法をツィンは書いていない。 会で私は一つの図を示した。 (続く)
  • (1)=写真
  • (2)=うつ病・不安障害を治すマインドフルネス
  • (3)=マインドフルネスとは
  • (4)=私のマインドフルライフとは(1)
  • (5)=私のマインドフルライフとは(2)
  • (6)=私のマインドフルライフとは(3)
  • (7)=私のマインドフルライフとは(4)
  • (8)=私のマインドフルライフとは(5)
  • (9)=私のマインドフルライフとは(6)
  • (10)=私のマインドフルライフとは(7)
  • Posted by MF総研/大田 at 21:43 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL