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岩手県の沿岸部にうつ病のリスク増加 [2013年03月03日(Sun)]

岩手県の沿岸部にうつ病のリスク増加

 東日本大震災で被災した大槌町の町民のうち、33・9%がうつ病を発症するリスク が高いことが岩手医大が昨年5月に行った調査で分かったと読売新聞が伝えた。
 震災直後から心配していたが、現実になっている。マインドフルネス心理療法は、治療にも予防にも、 お役に立てるような気がするが、心の病気は、求められないと聞いてもらえない微妙な問題だから、まだいけない。小さな団体では予算がなく、遠くに行く費用もないので、求められない間 は行けない。マインドフルネス心理療法は、うつ病や不安障害の予防にもなるのだが、 ここ地元でさえも、押しかけても聞いてもらえない。まして、よそものには、心を開い てもらえない。 しかし、それでも、本の出版の後、それをみていただけると、マインドフルネス心理療 法を理解していただけるだろうから、期待があるかもしれない。
 今は、受けたい、聞きたいという方の多い東京で重点的に行う。 長引くほどに、自殺のリスクが高まるので、早く改善の行動を起していただきたい。 ライフリンクの調査では、トラブルが生じてから、学生は3.3年で自殺したという。 若い人は比較的短いという。主婦は8年という。この期間に、うつ病が治ればいいのだが、受診しないとか、薬物療法だけで治らないケースがある。なぜか、薬物療法で治らない人の治療対策が遅れている。
Posted by MF総研/大田 at 21:26 | 災害とストレス | この記事のURL