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再発5割のうつ病・将来自殺につながるおそれ [2012年09月14日(Fri)]

再発5割のうつ病
 団塊世代のうつ病、自殺対策

 昨日、NHK Eテレビの心の健康の番組で、精神科医が「自殺者3万人」「3分の1 は高齢者。特に男性が多い」「自殺した人の4割がうつ病関連」「うつ病は再発が5割 」と言われました。
 これは、周知のデータで、常識です。 死亡する割合が高い病気です。 これがわかっているから、 家族ができることは全力をあげるべきです。
 自殺の4割もうつ病に関連しています。うつ病が完治し、再発しなければ、自殺数は激減するでしょう。
 うつ病は再発が多いのです。だから以前にうつ病になった人は後になって、 ストレスを受けるとか、失う体験(地位、名誉、健康、愛する人などを失う、重病で自分の命があやう い)によって再発する可能性が高いのです。
 シュナイドマンの言う対処パターン(自己洞察瞑想療法(SIMT)でいう「反応パター ン」)が変化していない場合です。 高齢になると、悲しい喪失体験が多いのに、それを受容する脳機能が低下することが 多いです。
「自殺に共通する一貫性は、
 人生全般にわたる対処のパターンである。」

シュナイドマン


 だから、うつ病になったら、薬物療法だけではなく、「対処パターン」「反応パタ ーン」を変える工夫をしたほうがいいのです。さもないと5割の再発に該当してしまう かもしれません。 自殺を防ぐためには、国の経済、雇用、福祉などの政策のほかに、 個人や家族のこの努力が大切です。私どもの開催する講演で、そのスタートとしてい ただきたいです。反応パターンを変えるには、半年以上の実践が必要になります。 将来、うつ病、自殺を防止するためです。
Posted by MF総研/大田 at 10:57 | 自殺防止対策 | この記事のURL