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日本独特のマインドフルネス [2012年09月12日(Wed)]

日本は独特の哲学を持つ
 =そこから日本独特のマインドフルネスが可能

 日本には、西洋と違った一元観の哲学がある。  前の記事でこういった。
 「マインドフルネスは「無評価」「思考判断停止」をいうのであるが、自己を残し たままでその努力をするものと、自己が消失(無我)した立場での「無評価」「思考 判断停止」では、違う。」
 それでは、まるで思考しないかというととんでもない。自己洞察の哲学的な思考を 深く重ねていく。

 「思考判断停止」は、無用の二元観の思考の停止をいうのであって、西田哲学のよ うに深い自己洞察の哲学的思考は大いに行う。 自己とは何かを深く考えていく。そして、思考(哲学的)によって、 深い自己像を描き、その 深い 自己洞察の哲学を帯びて、その哲学を実践するのである。道元は「不思量底を思 量す」と言った。同じ態度をさしているのだと私は思う。
 苦悩する自己、苦悩を乗り越える自己とはどういうことか、深く洞察していく哲学 的思考を停止するのではない。二元観の思考を停止するのである。
 深い自己洞察の哲学を考え、実践し、自分で検証し、そして自分が苦悩を乗り越え たら、類似の問題で苦悩する他の人の支援に乗り出していくのである。
 自分がマインドフルネス心理療法(SIMT)によって解決した人が、今度は他者の支援 を開始する。多くの人が自分のできるところで生かしておられる。 体験をホームページに掲載しておられるのもそうである。 もっと直接的な形が、以前、患者さん(クライエント)だった人が、マインドフルネス心理療法で治って。何年かたって支援のための講 座を受けて、実際、カウンセラー(支援)の仕事を始めることである。 どうやら、まもなく第1号の人が現れそうである。支援を始められそうである。
 こういう例を見ても、マインドフルネス心理療法の自己洞察瞑想療法(SIMT)は、医師、臨床心理士など専 門家でないとできないというものではない。 西田哲学的生き方、日本的生き方をトレーニングしていくものであるから、 しろうとだった人でも支援者になれる。もちろん、本来医師が提供するのがいいのだから、 簡単に医師が提供できるようなテキストを開発したい。まもなく、発行される本は自習用の詳細な本である。時間をたくさんかけられるのであれば、 患者さんだった人や看護師、民生委員、保健師、作業療法士、学校教師、NPOスタッフなども提供していただき たいと思う。医師や心理士があまりに忙しいところでは、新しい人材が必要である。
Posted by MF総研/大田 at 10:24 | 新しい心理療法 | この記事のURL