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非定型うつ病は意志的自己になることで改善 [2012年05月16日(Wed)]
◆非定型うつ病はこんな病気
◆非定型うつ病はマイン ドフルネス心理療法(SIMT)ではこうして治す
◆非定型うつ病はマイン ドフルネス心理療法(SIMT)で治るわけ
◆マインドフルネス心理療法(SIMT)の自習本を出版します
◆軽くなったらさらに自己探求の研究会に

自己洞察瞑想療法(SIMT)の入門(9)
 =マインドフルネス心理療法の一種
 =日本で開発された
 =西田哲学に基づく

非定型うつ病は意志的自己になることで改善

 非定型うつ病が治りにくい人が多いようですね。非定型うつ病については、 こちらに述べました。  よく、自分の心の作用を知って、つらい状況があろうとも、 あるがままを観察して、症状が悪化するような思考、発言(対人関係で)、行 動をしないで(以上が、アクセプタンスの側面です)、症状が改善する可能性 のあることを実行します(以上が、マインドフルネスの側面です)。
 自分(自己)のことをよく知らないのです。その自分ということについて、 レベルがあります。判断的自己、知的自己、意志的自己、叡智的自己、人格的 自己(歴史的自己ともいう)と深まりますが、非定型うつ病を治すためには、 意志的自己のレベルで改善します。だからあまり難しいことではありません。 しかし、退屈に思える呼吸法(自分のさまざまな心の作用を観察して体験的に 知る=つまり新しい見方=洞察を織り込ます)を毎日、30分以上実践していた だきます。薬物療法や他のカウンセリング、認知行動療法などでも改善しなか ったのでしょうから、マインドフルネス心理療法でも、1年はかかります。し かし、治れば、心の洞察が身についていますので、一生の宝になるでしょう。
 判断的自己は、不愉快なもの(人、仕事、職場など)が全く自分の外にある 実在と見ています。知的自己は、そういうものが自分の意識作用で生じている ことを知っているが、作用については知らない未熟な自己です。判断的自己や 知的自己ならば、つらいことがあると、自分の心の作用を知らないので、つら いものは自分の外にあってどうしようもないと苦しみ続けます。 自主的な改善行動をとることができません。従って、もっと成長した自己、意 志的自己の生き方を身につけます。非定型うつ病も意志的自己の反応パターン を習得すれば、症状が軽くなります。意志的自己とはどういうことかを学び、それの反応ができるように訓練します。そして他者にも自分にも、ふりまわされずに、自分の人生の願いに向けての行動をしていきます。
 意志的自己になるように、自習用の本を出版します。しかし、ご家族がいっしょに勉強していっしょに呼吸法をするとか、カウンセラーに支援してもらう必要な人もあるでしょう。とにかく、1年実践することにかかっています。その実践が、脳内に神経生理学的な変化をもたらして、鉛様麻痺感、拒絶過敏性の反応がなくなります。このような領域に適用されるマインドフルネス、アクセプタンス(M&A)を自己洞察瞑想法療法(SIMT:Self Insight Meditation Therapy) と呼んでいます。浅いM&Aですから、理解も実践も内容はやさしいです。ただし、1年も継続しないと改善しません。治りたいという強い希望が必要です。

自己成長、自己実現の領域

 もっと深い問題もあります。多くの人、専門家も意志的自己の反応をしています。働いてはいる、役割も果たしている、名声も得た。しかし、なお、満足で きないことが起こります。次の記事にします。
Posted by MF総研/大田 at 20:09 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL