• もっと見る
«フォーラム・被災地の実情 | Main | うつ病、家族の不和の予防(1)»
千葉の大学での授業 [2011年07月15日(Fri)]
昨日は、千葉にある大学で、授業の中でお話しさせていただきました。100人くらいでした。 「働き盛りの人のうつ病、燃え尽き予防(マインドフルネスの実践による)」 のような内容でした。 学生さんもまもなく社会に出て「働き盛り」が2,30年続く。 その中でストレスがあるが、燃え尽きやすい心の使い方が主に3つある。それに おちいらないような心のトレーニングをしましょう。 そういう内容でした。
 こういう心得は、高校生と大学生のすべてに、やってもいい内容なのです。
(1回だけではなくて、身につけるために10回くらいがいいですが)
 長い目でみて、うつ病、不安障害、依存症、DV(パートナーへの暴力、子どもの虐待など),自傷行動(自分を傷つける=リストカット、オーバードーズ、愛していない人との交際など)、自殺などの予防です。 学生時代の頃から、うつ病、不安障害、自傷行動になりやすい反応パターンが形成されますから、 早いうちにトレーニングすると、20歳以降の、うつ病、不安障害、依存症、自傷行為、暴力行為などを予防できると思います。
 うつ病、不安障害、依存症、自傷行為などは、かかってしまったら、30−40分の呼吸法(自己洞察法)が必要ですが、予防のためには、10−20分でいいと思います。治療のためには、50くらいの自己洞察法を指導します(毎日30−40分)が、予防のためには、10種くらいですみます。うつ病、不安障害、依存症も予防が大切です。
Posted by MF総研/大田 at 21:45 | 自殺防止対策 | この記事のURL