• もっと見る
«被災3県3万人健康調査 避難生活の影響10年間追跡 | Main | アクセス 200万»
うつ病などで労災認定、昨年度は最多308人 [2011年06月16日(Thu)]

うつ病などで労災認定、昨年度は最多308人

 職場でのストレスが原因でうつ病などの精神疾患になり、2010年度に 労災認定を受けた人が308人に上ることがわかった。厚生労働省のまとめ 。
 過去最多だった08年度よりも39人多く、最多を更新した。労災申請者 も1181人と前年度より45人増えて2年連続で過去最多だった。
 年代別でみると、30歳代が88人で最も多く、40歳代が76人、20 歳代が74人だった。職種別では、医師や研究者などの「専門的・技術的職 業」が73人とトップ。認定者のうち、精神疾患を患った理由では、勤務時 間の長時間化などの「仕事の量・質の変化」が67人と最多で、次いで、職 場での嫌がらせやセクハラの「対人関係のトラブル」が65人。
 うつ病は心理的ストレスによって感情の興奮、交感神経の亢進、HPA系(視床下部ー下垂 体ー副腎皮質)からのストレスホルモンの分泌が関係しているようです。それによって、脳神経が傷つき、精神活動が不活発になる。交感神経の亢進により種々の身体症状も現われる。こうした経路が推測されています。
 それで、種々の悲しい出来事による心理的苦悩の思考によって、うつ病に なるにが一般的です。 しかし、過労でも、うつ病になります。睡眠不足ですから体内の環境が興奮 して、交感神経、HPA 系(視床下部ー下垂体ー副腎皮質)の興奮が起きます。 また、過労の場合、こなしきれない仕事をかかえるので、心理的ストレスも 強く起こします。過労によるうつ病は、「私はうつ病になどならない」と豪 語している人だってなります。 だから、組織として予防が重要です。組織に理解がないならば、 自分で防衛するしかありません。
 いじめ、セクハラは卑劣な相手があることだからうつ病を防ぐのは難し いです。組織トップの毅然とした企業倫理の徹底を願いたいものです。 個人の尊重あってこそ、組織として高品質のサービスを提供できるはずで、 いじめ、セクハラのある企業は顧客へのサービスの品質が劣るでしょう。長 い年月の間に業績が落ちていくでしょう。
 労災が認定されれば、一つの救いですが、うつ病が治るとは限りません。 傷ついた心は薬物療法では回復できないことがあります。人生を狂わせます 。企業が、組織が、うつ病の予防に真剣になって、社員を大切にしてほしい です。
Posted by MF総研/大田 at 20:36 | 自殺防止対策 | この記事のURL