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«うつ病や不安障害を治す心理療法の治療は1,2年かかる | Main | 自己洞察瞑想療法(SIMT)で治す方針»
お1人でも出現する重要性 [2010年12月15日(Wed)]

お1人でも出現する重要性

 マインドフルネス心理療法は、認知を用いる心理療法ではなく、 体験型の心理療法ですので、カウンセラー育成にも、講義だけでスキルを習得してもらえません。真剣な方は、信じられないほど非常に遠くからおいでいただきました。でも、それは例外です。やはり、遠くからは無理です。交通費と交通時間がかかりすぎます。そこで、私どもがおもむくことにしたのです。
 私どもが遠隔地(以前、大阪へ、今度が北陸へ計画)へ連続して5−7回行くのは、頻繁にはできません。地元でも活動していますし、歳をとってきましたし。 (来年4月から、もう1カ所は開催できるのではないかと思います)
 北陸での計画が実現してもしなくても、次は他の希望の多い地区で計画して参ります。 その後は、関東地区での講座、カウンセリングにもどろうと思います。
 遠くに連続ではたくさんはいけません。治すためのカウンセリングは、1,2年必要です。 だからこそ、治すカウンセリングだけを実施せずに、カウンセラー講座をその地区で開講するのです。カウンセラーがその地区に育ってほしいために。お1人のカウンセラー、一つの団体でもできるようになれば、地元のご活動ですから、今後、数年の間に、何十人、何百人のかたが受けられます。大勢の、うつ病や不安障害の方が恩恵を受けます。こういう病気は、今後も次々と新しい患者さんが生まれてしまいます。ストレスが厳しいので。
 その地区に、お1人でも、カウンセラーが現われるならば、そこからまた、周辺の地域に、波紋のようにカウンセラーが現われるでしょう。1代目がお1人でも、その方がその地区でカウンセラーを育成し、2代目のカウンセラーが数人育てば、周辺地区まで含めると、数年間で、数百人もの患者さんが救済されるかもしれません。地元のかたがやってくださらないと、薬物療法で治らない場合のうつ病や不安障害を治すことによる自殺防止活動が難しいです。うつ病や不安障害、依存症などが、薬物療法で治らない場合、今は、十分な支援がありませんから。
 マインドフルネス心理療法は、呼吸法などの課題を実行しないと改善しないので、向いている人は限られるのですが、受けたいといっておいでになるうちの、グループ・セッションの6,7割が、1,2年実践されます。カウンセラーがふえて、個別面接を続けるならば、もっと治る割合がふえるでしょう。
Posted by MF総研/大田 at 17:14 | 私たちの心理療法 | この記事のURL