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効果が高い心理療法 [2010年10月09日(Sat)]

効果が高い心理療法

 今日は、グループ・セッションでした。症状が軽くなったとか治って修了なさった方が抜けていくので最盛期(?)の半分くらいの参加者でした。まだ比較評価表をいただいていないお1人を除いて、みな、改善しておられます。仕事に復帰された方、今月まもなく復帰という方もおられました。マインドフルネス心理療法は薬物療法で治らなかったのに、改善する効果が高い心理療法です。軽い人が来ている偏りがあるというわけではありません。 希死念慮、自殺念慮の強い方もおられました。
 まもなく、土曜日のセッションが終わりますので、来年春に改善効果の総括をしたいと思います。正確ではありませんが、1割くらいが中途で脱落、9割がセッション10まで受ける。その9割ほどに改善が見られる。この段階で復帰する人もいる。さらに、セッション20くらいまで受けると、9割のすべてがほぼご本人が満足できる程度まで回復するという感じです。(セッション10まで受けたのに改善しない人が少数おられます。1割以下です。ストレスが強すぎる、ご家族のご理解が不充分ではと思われる場合がある)
 この治癒割合はずいぶん高いのではないでしょうか。 改善効果が高くて喜びをいただきますので、この心理療法による支援活動を続けられます。カウンセラー育成講座をする気にもなります。 改善割合が高くなければ、私はやりません。改善割合が低いのに支援しますよなどと言えば、患者さんがかわいそうです。そうだとすると私には続ける動機がありません。
 私どもは新規技法やテキストの研究開発、カウンセラー講座、福祉施設や会員制の予防的活動をやっているので 多くの時間を「治すこと」の活動に費やしていません。多くの治療するカウンセラーの方は、新療法の研究、テキストの開発(以上の2つに膨大な時間をとられます。どこにもない新しい心理療法だからです)、予防的活動はしなくてすむようです。 もし、カウンセラーの方が治す活動に専念されれば、相当多くの方の治療ができるはずです。治るはずのうつ病、不安障害などがあります。治して、自殺を防止させてあげてほしい。心理療法の普及を国に望みます。
 来年、ある出版社から本を出版させていただけることとなりました。 今のテキストは毎回、体験指導することが前提で書かれています。読んで自分でできような 本にするためには、全面的に新たに書き下ろします。書店に並ぶのは、2011年、晩夏か初秋になるでしょう。 考え、認知を変えるのではない自己洞察瞑想療法(マインドフルネス心理療法)です。本の言葉だけ読んで課題を実践できて治るのか、実験が始まります。うまくいけば全国の人が助かります。どうしても何回かの体験指導が必要で、それを加えると、脱落割合が減少して治る人がおられるのか、これは、2011年秋からの実験です。効果が高ければ、この心理療法を学習したいというカウンセラーのための本も必要になります。一応、今、カウンセラー向けのテキストを作成中です。最初の本の効果次第で、全国の自殺予防の支援をしたいという方が増えるでしょう。責任重大です。いい本を書くように努力します。
Posted by MF総研/大田 at 20:07 | 自殺防止対策 | この記事のURL