• もっと見る
«不安障害もマインドフルネス心理療法で改善します | Main | (3)NHK「うつ病治療 常識が変わる」»
(2)NHK「うつ病治療 常識が変わる」 [2009年09月22日(Tue)]

NHK「うつ病治療 常識が変わる」

=(1)本の目次から
 医者もカウンセラーも今はうつ病を治せない
 ”不適切”な投薬 、クリニック乱立の闇 、抗うつ薬の死角 、心理療法の壁 、うつからの生還、うつ病治療の新しい”常識”

 NHK取材班による「うつ病治療 常識が変わる」(宝島社)から、日本のうつ病治 療の現状をみます。精神科医にかかっていた患者がなぜ自殺するのか、なぜ、うつ病が 長引く患者が多いのかを教えてくれる本です。
 目次は次のとおりです。
  • プロローグ
     うつ病はもはや”心のカゼ”ではない
  • 第1章 ”不適切”な投薬
     症状を悪化させる多剤併用
  • 第2章 クリニック乱立の闇
     なぜ診断がバラバラなのか
  • 第3章 抗うつ薬の死角
     封印されてきた危険な副作用
  • 第4章 心理療法の壁
     医療にj心のケアが定着しない理由
  • 第5章 うつからの生還
     体験者たちが語る回復のプロセス
  • 第6章 うつ病治療の新しい”常識”
     先進医療の現場をたずねて
  • あとがき
     うつ病に強い社会をつくるために
3章まで不適切な薬物療法(適切に用いられればいいのに、一部の医者の)不適切な 薬の投与でかえって長引かせているケースが多いことを患者と医者からの報告。第4章 は、医者がカウンセリングに否定的、それには、カウンセラー側にも問題があるといい ます。うつ病を治せないカウンセラーがカウンセリングして治療を遅らせ、悪化させる というのが医者の主張。患者が健康保険で心理療法を受けられるようになるのはまだわ からない。
 第5章、6章に、うつ病治療の新しい試みが紹介される。これが行われているのはご く一部だが、全国に展開できるのか他の地区でも検討されるでしょうか。人材と費用を どうするのか難しい課題があります。
 現状のままでは、うつ病になったらよい医者をさがすしかありません。がんも生活習 慣病も、予防対策をとってもかかる人はかかります。最後の治療場面の対策に不安が残 る現状です。とにかく、初期の頃に発見して適切な治療を受けることが大切です。よい 医者のみつけかたも紹介されています。
NHK「うつ病治療 常識が変わる」
  • <目次>序節=テレビ報道の内容とほかの情報を加えた本が出版された
     これまで、うつ病の啓蒙本やマスコミで紹介されたものはうつ病の”真実”ではなかった。隠されていた情報が公開され、これからは、これがうつ病の”常識”となる。
  • (1)本の目次から=医者、カウンセラーだけではうつ病を治せない
     ”不適切”な投薬 、クリニック乱立の闇 、抗うつ薬の死角 、心理療法の壁 、うつからの生還、うつ病治療の新しい”常識”
  • (2)プロローグ(1)=抗うつ薬治療は5割が再発、3割が効果なし
     =うつ病の薬物療法の問題点、限界、今後の新しい治療法と新しい支援の方向のまと め。そのうち、長期間の追跡調査で、抗うつ薬で軽くなっても5割が再発、効果のない のが35%
  • (3)プロローグ(2)=薬が多すぎて薬の副作用が加わりかえって長引くケースも
  • (続)

関連記事
Posted by MF総研/大田 at 23:21 | 自殺防止対策 | この記事のURL