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がん患者の病院内自殺の予防 [2009年07月15日(Wed)]

がん患者の病院内自殺の予防

   がん患者さんは、入院中に、うつ病を合併して病院内で自殺する人がいる。  財団法人「日本医療機能評価機構」は、院内自殺予防対策を提案している。

 がん患者さんが多く入院している病院はこのような対策をとっていただきたい。
現実には、こういう対策をとっていない病院もあるだろう。その場合には、患者さんやご家族が対策 をとるしかない。患者さんやご家族の立場からは11は次の対策になるだろう。
    @家族が病院に入院していても自殺されることがあるので安心してはいけない
    Aがんや他の病気でも自殺の動機になることを家族が知っておく
    B入院中に精神疾患にかかって自殺することも多いことを家族が知る
    C疾患以外の危険因子を家族が知る
    D自殺の予兆に家族が注意をはらう
    E患者の立場になってこころのケアに家族が配慮する
    F精神・心身医療専門家への相談を家族が行う
    G自殺を未然に防ぐために家族ができる対策を行う
    H家族の後追い自殺の防止に注意をはらう
    I患者、家族のこころのケアを実施する
    J自殺予防について家族が学習する

 一つの家族で行えるものと、多くの家族が結集しないと行うことが難しいものがある。県に数箇所の患者会・家族会が あればいい。自分の県には、心のケアまで考慮する患者・家族会があるのか調べる必要がある。患者会が、上記のような心のケアを行うと入院中の自殺が減少するだろう。

<目次>がん患者の心のケア、スピリチャルケア、うつ、自殺予防
Posted by MF総研/大田 at 19:29 | がん・ターミナルケア | この記事のURL