自殺は防止できる=家族ができることから行動を(1) [2007年08月25日(Sat)]
自殺は防止できる=家族ができることから行動を(1)なぜ自殺するのか、うつ病からの自殺が多いということが理解がされていません。うつ病について 、すべての人が 理解しておく必要があります。自殺でなくなると、ご家族にとっても、組織にとっても、大変な苦し みです。特に、愛する人に自殺でなくなられたら、家族は一生、苦しみます。自殺とうつ病、パニック 障害などについて、理解しましょう。(5年経過して、内容を見直しています。ご家族の真剣なささえによって、長期化したうつ病、不安障害、重症のうつ病を治した方が多数おられます。うつ病や不安障害は、たとえ薬物療法で治らなかった人でも、マインドフルネス心理療法で治るという確信を強めました。*が見直した記事です。2012年7月)
誰でも、うつ病、パニック障害にかかる可能性があることを理解する必要があります。 うつ病やパニック障害について、その発病の仕組み、薬で治るわけ、薬だけでは治らない人がいるわけ、そこを治す方法をよく理 解することが大切です。
だから、本人が言わない場合もあることを察して、(問題の有無にかかわらず)、家族全 員で、毎年1回くらい、うつ病、自殺防止の勉強をする、勉強会などに参加することをおすすめし ます。 そうすると、自分のつらさも、うつ病かもしれない、と気づくかもしれません。 そういう話を聞くと、やはり親には言おうと思うようになるかもしれません。 どうしても、親には言えなくても支援してくれる団体になら相談できるかもしれません。 うつ病、自殺の危機は、一生あります。長い人生には、つらい出来事が次々とあるからです。社会に出る前に、毎年1回、しっかりと、うつ 病、自殺防止の勉強をしていれば、一生、役に立つと思います。
子どものうつ病、非行犯罪、自殺子どもは、種々のストレスで悩み、自傷行為をする、自殺する、非行犯罪をおかす、などの 行為が社会問題になっています。親が子どもを不幸にしている場合もあり、それがわかっても、 親には自覚がなかったり、また、自分の非を批判する外部からの介入を拒む傾向が強いので、 子どもの自殺、非行犯罪防止の活動は大変むつかしいです。
家族ができることから(次へ続く)連載記事=自殺は防止できる
|
|